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7,8年前ですかね、セカンドラインにイベントでアジカン、テナー、レミオロメン、という今をときめくそうそうたる面子が集った企画がありました。
友達が見に行って「ストレイテナーヤバイで」
と興奮してました。当時まだ二人でした。
「レミオ何とかはいまいちやな」
と、今のヒットなど夢にも思ってない様子でアジカンは「後藤君以外棒立ちでライブ弱いな」と何様発言でした。
結果皆さんスターダムにのし上ったのは周知の事実。
アジカンの1stはインディーのレーベルの老舗「アンダーフラワー」からでした。後にソニーから再発してますけど、それだけ商品価値になるクオリティーがあるのは聞けば分かるでしょう。
だからその時点で既に日本語のエモコアパワーポップの標榜とされるバンドだったんですね。売れてから苦労話してますが後藤君は良い意味で自分の才能に確信があったはずです。
それが嫌味に映るかはそれぞれですが、逆にあれだけ自主企画のアリーナクラスのフェスを立派に成功させてもなんだか人望が得れないような、そんな印象を受けます。
ハスキンのトリビュートなんか聞くとホントに真摯にロックと向き合ってきたのを感じるし、逆にテナーやエルレが呼ばれたピロウズのトリビュートにはなんで誘われなかったんだろうと変な憶測を呼んだりもしますが。
いつだったか、コンビニで高校生が学園祭に向けてのコピバンだったんでしょうね、アジカンのスコアを皆で割り勘しながらコピーしてたの見て
「あー今のコはアジカンがバンドの入り口なんや」と感慨深くその光景を観察しておりました。
アジカンは日本語で洋楽に負けないクオリーティーだし、ツインギターの絡みも楽しいし、サンズアンプでゴリッとさせたベースはシンプルで美味しいフレーズも散りばめられてるし、ドラムはオカズが多く難しいかもしれないが、華のあるプレーが求められて退屈しないし、後々バンドやっていくなら後々勉強になる事が凄く多くあると思います。
多分後藤君はそういうところ評価して欲しいのだと思うのですが。
戦略としてはそろそろイメチェンしたらどうかと思うのだが。