国民的名作「ドラえもん」。

知らない人はいない、あれだ。

…あれの最終回。

知ってますか??

…。

ある時、ついにドラえもんが未来の世界に帰らなくてはならなくなった。

…「タイムマシンでどーにでもなるやん!」などと下衆なツッコミをしてはいけない。(素)

ドラえもんは、その時、どーーしても帰らなくてはならなくなった。

駄菓子菓子。

ドラえもんには、気掛かりが残る。

「のび太くんは、ぼくがいなくなっても大丈夫だろうか…?」

またジャイアンやスネ夫にいじめられるんじゃないだろうか、みんなにいじめられるんじゃないだろうか。

未来の道具がなくなっても、大丈夫だろうか…??

…。

…その、ドラえもんの葛藤を見てとったのび太。

…ここからが、良いんだよ。

物凄く、良いんだよ!

…その、ドラえもんの葛藤に、ある時気付いたらのび太が。

「ぼくが情けないせいで…ドラえもんが…」

と。

…。

葛藤の末、のび太は、決断した。

…それは、勇敢な、決断だった。

…のび太は、自らジャイアンに決闘を挑んだのだ。

最後に、あの、のび太が、男を魅せるんだ。

…。

…案の定、すぐにコテンパンにやられるのび太。

…でも、今日は、違う。

今日だけは、違う。

再び、ジャイアンに挑む。

…やはり、すぐにやられる。

…でも、今日は、違う。

今日だけは、違う。

今日だけは、ここで終わりにはできないんだ。

再び立ち上がり、ジャイアンにかかっていくのび太。

…それでも、やはりやられる。

ジャイアンには、勝てない。

…それでも、今日だけは!!

…。

…何度倒されても、再び立ち上がるのび太。

…最後には、「いてて、やめろってば。悪かった。おれのまけだ。ゆるせ。」

と言わす。

…あのジャイアンが、負けを認めたのだ。

…のび太は、勝ったのだ。

あの、のび太が、あの、ジャイアンに、勝ったのだ!!

…。

「見たろ、ドラえもん」

「かったんだよ」

「ぼくひとりで」

「もう安心して帰れるだろ、ドラえもん」



…。

のび太くんだって、やる時にはやるんだぜ。

自分がやらなくて、どうする??





⇩決断だ


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