井上尚弥vsルイス・ネリ決定!!5月6日!
…いや、これは、一旦「よっしゃー!!あの憎っきネリをボコボコにしてやってくれ井上尚弥
!!」と、我々ボクシングファンは単純に思うけど。
…煽りVも作りやすいだろうけれど。
…当の山中慎介は、どうなんだろう??
…ということで、慎介本人に電話してみました。
要約すると。
「複雑な気持ち。
井上尚弥とネリが試合するのは別にいいんだけど、それを目の前で見させられるのが、何とも言えない。
会って握手とかもさせられたけど、まぁ向こうも謝罪してきたけど、どこまで本気なのかは分からない。
表面上申し訳なさげにはしてたけど。
そもそもこの試合が組めること自体自分のおかげなわけで。
…やはり複雑。
実際会っても『この野郎!』とまでは思わない。
(佐々木だったら必ず思うけどな!笑)
ネリよりも過去スパーリングしたタパレス(井上尚弥にKO負け)の方がパンチもコンビネーションもあった。
(なので、まずネリの勝ちは可能性低いのでは)
目の前で見させられるのがなんだか複雑。
『俺だったらネリと顔合わせたら、今すぐでもいいやらせろと思うけど、どう?』
『それは思わないですね笑』」
…。
慎介は、大人だ。
…ここからはあくまで俺の推測だけど!
…我々見てる側からすると、あのルールを守れないネリを、コテンパンにやっつけてほしいと願うじゃんか。
駄菓子菓子、体重超過プラス反則技で勝ちになったとはいえ、自分が負けにされた相手に井上尚弥が勝ったら、ますます井上尚弥万歳でしかないじゃんか。
…。
…ボクサーは大概、「この世で自分が一番強い」と思ってリングに上がるわけさ。
…ボクシングにヒーローが生まれることは良いことだけど。
ボクシングのヒーローになお賞賛が与えられることよりも、身内が体重二回級超過と反則で敗れたことに対する憎しみの方が強い。
…そのくせ、負けるとしてもジャパンマネーを稼いでシメシメと帰るわけじゃんか。
そりゃ確かに複雑だわな。
俺も複雑になってきた。
嫌いな奴ってのは、顔も見たくないし、脳裏にすら過ってほしくない。
考えたくもないし、ましてそいつのことについてしゃべりたくなんてない。
…慎介、でもやっぱり解説とかゲストに呼ばれちゃうんだろうな。
…本人的には、もはや顔も見たくねぇってのに!!
ほんでもって、佐々木のような直接関係ない人にまで、「どう思う??」とか聞かれちゃうわけで。(ちなみに佐々木としてはこれについて知りたいと願う読者さんのため)
…本人的には、「リベンジとか関係なく、あくまで井上尚弥対ネリの試合」と思うそうだが。
周りは余計な推測を入れてくる。
…そりゃ面倒臭いわ。
…やる側のボクサーならばこその感想が、少しでも伝わってくれたら幸いである。
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