先日の投稿と矛盾かもしれないけれども。
…これから出版予定の記事とも一部被ってしまったし…。
…。
自分の現役時代の話。
…。
自分の彼女にだけ、伝えてたことがある。
「俺は、直接知ってる人間を3人ボクシングで失ってる。ボクシングは、安全が確立されたスポーツではない。文字通り命懸けになるけど、俺は勝利を掴みに行く。もし俺の身に何かあったら、おまえが責任持って俺の両親や、兄弟に伝えてくれ。
…。
『俺の人生に、後悔はない』と。
佐々木基樹は、幸せな望む人生を全うしたと。
…ただ、親には、ごめんと。」
親は心配するから話さないけど。
自分の彼女だけには、本当のことを伝えてた。
現役時代彼女だった方々、本当に大変お疲れ様でした。
…。
人それぞれの、生き様があり、死に様がある。
何が幸せかなんて、他の誰も決め付けられるものではない。
…ボクサーは、普通の人の理解の外側にいるんだ。
「ただ生きて息を吸って吐いて、それに何の意味がある?それで天寿を全うして、それが必ずその人の幸せな人生だと決めつけられる根拠は、一体どこにある?幸せは個人個人独自の中に存在している。いずれ必ず無くなるこの命、後50年ボケーっと生きるよりも、リスクがあろうと心の底から最高だと全身の血湧き肉躍る一瞬。後50年生きようと100年生きようとおそらく味わうことのない、最高の瞬間を、俺は味わいたい」。
本気でそう思ってたし、それは間違いでしたとも思わない。
事実本気でそう思っていたのだから。
…決意って、そういうもんだろ。
…。
F-1レースとかバイクレースとか、死者ゼロは事実上無理じゃんか。
…最高制限速度60キロとかにすれば、ほぼ達成出来るかもだけど。
その危険を承知の上でやるわけじゃんか。
…。
…なんだけども。
自分の競技可愛がりかもしれないけれども、ボクシングでの犠牲者は無くしたい。少なくとも、減らしたい。
減らせるのは分かっているわけだし。
ウニ丼。美味すぎた
⇩励みになります
格闘技ランキングへ
にほんブログ村