WBA1位、WBC2位のカニサレス。
以前からは明らかにスタイルチェンジした寺地健四郎。
…距離とタイミングを操るボクサーから、前に出てパンチを当てるファイターへ。
…距離は必ずしもファイターではないけれど。
2ラウンド、カニサレスのジャブを喰らいながら出した右がテンプルに当たると、カニサレスダウン。
お返しにと3ラウンド、ライトクロス気味のカウンターで拳四朗ダウン。
…目が離せない試合に。
激しい撃ち合いは続きながら、4回終了でジャッジ二人イーブンで一人カニサレス。
やばいやばい。
…個人的にだが、拳四朗は以前の距離とタイミングを支配するボクシングの方が、負けないボクシングが出来ると思う。
前に出て倒しに行くボクシングだと、そりゃそれでも強いけど、空間支配のボクシングには及ばない。
…。
…中盤、さらにヒートアップ。
…何となく見てても分かるかもだけど、中南米の選手はフック、アッパー、ボディを多用する。
タイミングや打ってくるコンビネーション、パンチの軌道が微妙に違う。
これだけでもやり難い。
駄菓子菓子拳四朗も負けじとボディを多用し、盛り返す。
8回終了時には、各ジャッジ1ラウンド盛り返したドロー1人寺地2人。
よしよし。
駄菓子菓子後半戦も、カニサレス全く怯まず果敢に攻めていく。
見応えのある試合。
このまま進むかと思われた11ラウンド、寺地かつての距離を支配するボクシングを見せる。
それだよそれ!!
そこからは割と安心して見れる動き。
寺地健四郎、激闘を僅差判定で制した。
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