テトリスはボクシングのためにやっていた。
…言ってるというよりはこじつけてるだけかもだけど。
…例えばですね。
勝負における重要な戦略の一つに、「一番単純で簡単な方法でやれ」というのがある。
元は確か将棋の羽生名人の本だった。
つまり。
大抵の勝負事において。
何も特に難しい方法でやる必要はないんだ。
その勝敗が大切ならばなおさら。
だから、意識して自分にとってなるべく単純で簡単な方法で勝負するべきなんだ。
これをテトリスで言うとですね。
色んな積み方があって、難しいものや「おおーー!」っとなるようなテクニックもある。
が、最終的に一番上手くいくのは。
やはりなるべく簡単で単純な方法。
これを意識しないと、つい違うことに挑戦したくなったりする。
でも本番ではそれをやっちゃいけない。
本番ではなるべく単純で簡単な方法でいくべきなのだ。
これを例えばボクシングで言うと。
ジャブからワンツーは打てる。
でも、できれば練習中のクロスカウンターを決めたい。
これ、スパーならバンバン練習してみるべき。
失敗したって、全然構わない。
スパーは、本番ではない。
明確に使い分けるべきなのだ。
…だけど、本番の場合。
完成してないものは、ちょっとリズム変えるとか、当たったらもうけ位の意識以上には、使うべきじゃない。
自分にとって簡単で単純な方法……ジャブからワンツーで勝負するべきなんだ。
自分の技にしたものというのは、感覚が違う。
例えばクロスカウンターだったら。
クロスが打てるようになって、それを自分のものにしたならば。
逆にクロスなしのボクシングが、とても窮屈でやり難いものになる。
あーこんな簡単なタイミングでジャブ打ってきて、クロス使えれば楽なのに、と。
クロスが、「一番簡単で単純な方法」になっているのだ。
そうなって初めて、自分の技と言える。
練習というのは、その域にまで自分の技術の一つ一つを持っていくものなんだね。
本番では、自分にとって一番簡単で単純な方法を選択するべき。
つまりは「その方法」にまで、自分の技を高めておくのが練習。
…これは、様々なものに応用できますよ。
うん、今日もいい事言った気がする。笑
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