現役時代お世話になったホンマさん。

「葬儀も墓も要らない。骨は散骨してくれ」と言い遺して、たったの4人で看取った。

…ドクターの医療ミスは分かっていたが、「先生を責める気はない」とそれをあえて言わず、周りにも言うなと言った。

「葬式要らない」と言ってるくらいだから、知人にも知られたくないくらいに思っていた。

今回佐々木基樹と比嘉大吾は許されたが、後は最期のお別れとかも要らないそうだ。

…骨壷を、持たせてもらった。

骨の一部を、触らせてもらった。

本間さんの存在を感じた。

「武士道と云ふは死すことと見つけたり」(武士道というのは、死に際を見つけることだ)。とは「葉隠」の有名な一節だが、まさにあの人らしい天晴な死に際だった。
(余談だけど、「迷ったら潔く死ね。それが間違いでも名誉は守られる。死に損なったら不名誉のまま生き恥を晒して生きていかねばならない」とも書かれている。武士は名誉にまさしく命を懸けていたんだね)

ホンマさん、最期まで学ばせていただきありがとうございました。







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