…少し前だけど、小説読了。

…。

映画化あるあるっちゃあるあるだけど。

小説の方が、全然良かった。

ただそれは、媒体そのものの性質もあって。

…。

…例えば、「東洋チャンピオンが、華麗なステップから鋭いジャブを放つ。挑戦者がそれを掻い潜り、強烈なボディを放った」

と書いてあれば、そのシーンが脳裏にそのまんま浮かぶ。

…東洋チャンピオンの華麗なステップから鋭いジャブで、挑戦者それ掻い潜ってのボディ。

そのまんま。

駄菓子菓子。

それを映画化してしまうと、映像が出される。

「…いやいや、東洋チャンピオンの鋭いジャブって、そうじゃねーし」と心の中でツッコミが入る。笑

その点では、小説の方が有利(?)だよね。

書けば良いんだから。

…ストーリーの端折り方も、テーマそのものまでズレてる。

映画だけ見てそれを小説の中身だと思ったら、沢木耕太郎なんつー緩い小説書いてるんだと思われる。

…あれは、映画化した人に責任がある。

…。

…てなわけで、結論。

…その媒体はその媒体での得意分野苦手分野が確実にあり、ただ似てるからって理由で安易にごっちゃにするべきではない。

…これは、ボクシングと他の格闘技をごっちゃにする人にもそのまま当てはまる。

似てるだけで、全く異質なものだが、深掘りしてなければ似たようなものにしか見えない。

…テニスの世界チャンピオンにバドミントンやらせれば、そりゃー普通の人よりは遥かに上手いだろうけど、バドミントンの日本チャンピオンにも勝てるはずない。

…。

「分かる」の語源は、「分けることができる」。

…何でもかんでもは無理だけど。

自分の専門分野は、分けることのできる人になろう。



⇩禿げは関係ありません


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