ワタクシの黒歴史を明かします。
すでに時効成立です。
…思い出した高校生の頃の話。
…学年で、何人かヤンチャなヤツがいるじゃないですか。
流石に理由もなく決闘とかはしないけど、普段は抜き差しならない敵でも味方でもない的な。
そんなMに、「佐々木、一緒に助太刀来てくれ。こないだ○高のヤツにやられたから、やり返しに行く」と。
そういうことならおう任せろコノヤロウと。
…三度の飯より喧嘩が好き。笑
…でその高校の方に学年のヤンチャ小僧何人か揃って向かってたら。
…その敵と、路上でオモクソバッタリ出会った。笑
…相手は喧嘩慣れしてるヤツだった。デカい身体で、子分みたいのを二人引き連れてた。
…最初、「おーう！こないだの」位に向こうからニヤニヤ声かけてきたが、すぐにこちらが7.8人で殺気立ってるのを見て感じ、「何だお前ら、やり返しにきたのか？」と。
「上等じゃねーかお前らの方が人数いるんだから、主導権はお前らだからよ。さっさと場所決めろや」
…喧嘩にも暗黙のルールがある。
近くの公園で、一対一のタイマンで、向こうの人数に合わせて三人ずつ出してやり合うことになった。
やはりMが、向こうのボスと。
ワタクシも何故か代表になり、その子分と。
代表三人の、全て一対一のタイマン。
興行ではないので、いきなりメインイベント。
Mとボス格の男。
俺は残念ながら子分と。
…ボス格、身体もデカく喧嘩慣れしてて、やはり強い。
倒れ込んだMの顔面に「おるああああーー！！」といいタイミングの掛け声と共に蹴りを入れ、ほぼ勝負あり。
…俺はこちら側が負けた悔しさもあり、アドレナリン全開。
…「おし、じゃーこっちもそろそろ始めるか」。
「…いや、いい」
…？？
「何言ってんだ？？」
「…俺は、いい」
「ああん！？」
「…いや、いい」
「…お前、ビビってんのか？」
「うん」
コクリとうなづく。笑
「ビビってんのかぁああ！？」
「…うん」
ダメだこりゃ。笑
アドレナリン出まくってても、流石にビビってますと正直に白状するヤツを、一方的にぶん殴る気はしない。笑
…その辺りで、サイレン鳴らしたパトカー到着。
…そりゃ真っ昼間に公園で複数の高校生が喧嘩してりゃ、通報も入るわな。笑
血相変えた警察官が、「こらああああーー！！」と走って来る。
…一目散に皆逃げた。
…Mが、「これから因縁返しに行く」と周りの女に言っちゃってたらしく、その女達が先生にチクってて、その日中に先生から家に電話かかってきた。
翌日同じ高校の当事者と先生数人で会議室に呼び出され、怒られた。
そういうことがあったらちゃんと先生に言えと。
…。
…駄菓子菓子、若かりしワタクシは、日本男児として全く間違ったことはしてない自信があった。笑
「脅されてビビってやられてその屈辱を晴らすのに、自分で自分のケリをつけに行く。武器もないし大勢で一方的にリンチするわけでもないです。正々堂々一対一の男と男の勝負です。
先生にチクリましたで、男としての尊厳を保つことができると、心から本当に思いますか？傷つけられた男としての尊厳は、タイマン勝負で晴らす以外に方法がありますか？？
卑怯な方法ではなく、一度はやられた相手に一対一で正々堂々立ち向かう。
それだけです。
…脅されてやられたから先生にチクりました。
…それでは一生、「卑怯なヤツ」「ダサいヤツ」と自分で自分を貶め続けてこの先生きて行かねばなりません。
それでこの先の人生男として胸を張って生きていけると、本当に思いますか？？
それが本当に教育だと胸を張れますか？？
…いやむしろ、先生としてではなく、一人の男として問いたい。
それが本当に教育ですか？？
…日本には、仇討ちという制度が認められていました。文化として存在しました。
武士がその名誉を守るためのものです。
仇討ちを果たしたらそれは天晴とされていて、刑罰ごめんだったんですよ。
男としての名誉を守る。
何故それが悪いこととされるのですか？」
と、俺はその正当性を生活指導の先生方の前で正々堂々主張した。笑
…他のやつらは、ニヤニヤしてこちらを見てたり、「いーよ佐々木。面倒臭いから怒られて反省したフリしとけよ」って顔したりしてた。笑
…一旦はモロに自己主張をしたが、学校の先生としても、「そうだね。タイマン勝負は正しい」とは言えない。笑
途中まで頑張ったが、これは言うだけ長引くだけだと途中で悟り、「はいそーですね。ボクたち悪いことをしてしまいました」と反省の意を仮表明し、その日もジムに行った。
アドレナリンがいつもよりさらに放出されていて、いつもにもさらに増してサンドバッグバカスカ打ちまくった。
ちゃんちゃん
♯駄菓子菓子お勉強する優等生でしたよたぶん
懐かしのたけちゃんにぼしラーメン
↓あざます
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