…以前書いた気もするが、リライトさせてくれ。

…。

…とある、おぼっちゃま大学おぼっちゃま学部。

ボクシング部。

彼等は、おぼっちゃま学部のみで、大会とか開いてた。

…普通のボクシング部とやったら、話にならないからだ。

駄菓子菓子、そんな彼等でも、男として生まれてきたからには、強さへの憧れはある。

彼等の学部のみのボクシング部のみで、大会を開いていた。

…二年生三年生でも、なかなかのなかなかな、なかなかないレベルだった。

…その試合というか大会に呼ばれて行ったのだが。

…ちなみに、主に近くの専門学校とかから参加してる女子マネージャーは、選手の2倍以上いた。

…やけに美人ばかりだなと思ったら、面接でほぼ容姿のみで半分くらい落とすんだそうだ。

それでも選手の2倍以上いる。

…選手の練習着は全てマネージャー達が洗濯して練習の際持ってくる。

バンデージも、全て洗って巻いて持ってくる。

ラウンド終わる度に人数で2倍以上いる女子マネージャーが、選手(?)一人にうがいの水出す人と汗を拭く人と、二人ずつでついていた。

もちろん試合ではなく、普段の練習で。シャドーからずっと。

…マジな話、平均的なプロの世界チャンピオンよりも、いい環境だった。

…。

…書き出せばキリがないけど、今も忘れられない出来事。

…。

…それは、やはりヘナチョコ学部同士の試合だった。

…とある馬面が、試合中、パンチ受けたわけでもないのに、くるっと後ろを向いてロープの上に肘でもたれかかった。

…そのまま苦悶の表情を浮かべている。

…試合中断。

…物凄い真剣な、苦悶の表情だ。

その様子は、決して演技で作れるものではなかった。

得体の知れない深い苦痛が、彼を襲っていた。

…人の苦痛は、人それぞれだ。

決して外部の人間が決めつけられるものではない。

…レフリーが、「どうした?大丈夫か??」

馬面「……」

レフリー「どうしたんだ?大丈夫か?」

馬面「………」

レフリー「どうした?本当に大丈夫か!?」

馬面「………痛い……」

レフリー「どうした??どこが痛いんだ??何か起こったんだ!?」

馬面「…………痛い…………」

レフリー「何が痛いんだ!?どこが痛いんだ!?大丈夫か!?」

…。

…馬面は、痛みを感じていた。

痛みとは、他人には決して分かりようのない、その人だけのものだ。

それを、本人でない人間が、決めつけるわけには、いかない。

…その痛みを感じてない人が、外から決めつけるわけには、決していかない。

…。

レフリー「どうした?何が痛いんだ??」

…。

…これは、決してフィクションなどではなく、…いや、これは、くれぐれも、フィクションである。

そうに違いない!!

少なくともボクシング部と名乗る以上、絶対に間違いなく完全に、フィクションだ!!

…。

…そのボクサーが答えた衝撃の答え。

…。

……。

………。

「…ファールカップの……ヒモが……ケツに食い込んで……痛い………ヒヒーン」

カンカンカンカーン!!

KO負け。

…。

……。

…そりゃ、ファールカップの紐がケツに食い込んだら、痛いよ!!(素)

…聞いたことないけど。

痛くて痛くてたまらないよ!(素素)

…聞いたことないけど。

そりゃ戦意も喪失しちゃうよ!!!(素素素)

…繰り返すが、聞いたことない。笑

…ちなみに、その部活の半数以上の人は、マイカー通学。

駐車場もちゃんとある。

ピカピカの高級車に乗り、服や持ち物もピカピカにオシャレだった。

…ボクシングは、ハングリースポーツ。

…やはり、そうなのかもしれない…。




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