お世話になってる放医研(放射線医学総合研究所)の高畑先生より、お知らせ。

…ボクサーのダメージが頭に蓄積すると、脳内にタウタンパクというタンパク質の一種が溜まり、物忘れ・鬱・不安障害等の障害を引き起こす。

その解決策はまだ実用には至っていないけど、医学の進歩を待ちたい。

というわけで、放医研の高畑先生より、再びお知らせ。

研究協力ということで、無料でタウタンパクの検査を行ってもらえる。

交通費も出してもらえるみたいなので、心配な方は是非コンタクト取ってみよう。

ただし今回はプロ15年や呂律が回らないなどの症状が出出る人を優先すると。

気になる人はとりあえず相談してみるのも良いのでは。


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ボクシングなどで頭部繰り返し打撃を受けることによって引き起こされる後遺症は「ボクサー脳症」と呼ばれています。これは、頭部に繰り返し打撃を受けることによって、脳の中に「タウたんぱく質」が徐々に蓄積し、記憶力の低下、うつ病、不安障害などの症状が引き起こされる後遺症です。近年では「慢性外傷性脳症」と呼ばれており、米国のアメリカンフットボール選手の後遺症などで大きな社会問題となっています。

私が所属する量研機構では、脳内のタウ蛋白質を高精度に検出することの出来る脳画像検査法(タウPET)を世界に先駆けて開発しており、これまでに多数の元プロボクサーや元コンタクトスポーツ選手にご協力頂きました。ボクサー脳症を高い精度で診断することが可能となっております。

本研究では、引き続き元プロボクサーや元格闘家の方のご協力をお願いしております。既に多数の方のご協力頂いており、今後は、記憶障害、呂律が回らない、うつ病、認知症のようなボクシングによる後遺症で悩んでおられる方やプロでの活動期間が15年以上の方を優先的に募集しております。検査は研究へのご協力という形になりますので自己負担は発生しません(交通費等の支給がございます)。また、脳の検査を受けて頂くだけでなく、医師としてボクシングや頭部打撃による後遺症に関するご相談、助言も行なっております。

タウPET検査は平日昼間のみとなります。

ご希望の方、ご質問のある方は下記までご連絡下さい。

高畑 圭輔 
注 本研究のご協力者様との連絡専用のメールアドレスです。

よろしくお願い申し上げます。

量子科学技術研究開発機構
慶應義塾大学医学部
医師 高畑圭輔
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