見させてもらった凄いもの

…。

ジム作りは、いい加減期限が迫っていた。

全ては俺のノロマさが原因である。

…。

…そんなあれもこれもそれもどれもやらなきゃならん中。

「この頃にはもう大丈夫だろ」と、ウッカリ廣田会長との会食をお願いしてしまっていた。

…キックボクサーから建築会社を起こし、50億円企業にまで成長させた、全ボクサーのサクセスロードの頂点にあるお方だ。

「メシ食ってる場合じゃねぇー！！」とも思うが。

廣田会長との約束は、それよりも重い。

約束は約束だ。

「ちょっとボケーっとしてました、てへ。今日はドタキャンでよろしくお願いします♪」などとは口が十文字に裂けても言えない。

…久々のたわいのない話もそこそこ。

…実はここんとこ物凄いことも重なり。

それを話すと。

「メシなんか食っとる場合じゃないやろ」と、即座に電話一本。

側近の方々が、直ちに動き出す。

…ちなみに、非常〜に美味いステーキをご馳走になった。

…美味い肉、と言えば霜降り肉しか想像してなかったが。

逆に赤身中心で、旨みのギュギュギューっと詰まった肉。

味付けは、あえての塩胡椒のみ。

…このお店、分かってるじゃないか！！

…と、それもさておき。

ステーキ食い終わると、直ちにLINEグループが出来上がる。

…まだ帰りの電車だったものの、ガンガン話が進む。

「これの見積もりお願いします」と即座に必要なものが全て並ぶ。

…一つ調べて、電話して、繋がらなくて…と自分がやってる間。

全てのリストが既に出来上がっていた…。

…控えめに言って、物凄いチームワークとスピードとクオリティだった。

…。

ボクサーは、確かに人の出来ないことをしてるけど。

だからと言って、人のできることができるとは限らない。

…むしろ、引退後はダメになっていく人も多い。

俺がトロトロと数ヶ月かかっていたものが、数時間で完成した。

間近で見させて頂き、本気で凄かった。

廣田会長、望月さん、船川さん、あと別で色々動いてくれた本間さん。

何とかやれそうです。

本当に、本気で、ありがとうございました！！

写真撮り忘れたので、ホームページより

⇩確認よろしくお願いします。