イマイチマニアにしかウケてない雰囲気を感じつつ、さらにタイ人ボクサーあるある。

バンテージ。

…手首と拳頭を保護するためにボクサーが巻くあれだ。

…日本では、試合の度に新品のバンテージを下ろす。

…ちなみに、バンテージに巻くテーピングとグローブに巻くテーピングで、一試合に約3本使う。

試合の際はバンテージの下にテーピングをガッチリ巻き、バンテージの上からもテーピングをガッチリ巻く。

仕上がりは、軽くギプスをしたような感覚。

練習用のものとは違い、かなりガッチリ巻かれるので、パンチ力もおそらく上がる。

テーピング含めグルグル巻きなので、試合終わったらハサミで切って取る。(ちなみにハサミをテーピングの下にグリグリ突っ込まないと切れないので、多少痛い。試合直後にこのハサミで手首切ったことある)

…世界戦で使ったバンテージなんかは、記念に取っといた。

…試合後の打ち上げで、欲しい人にジャンケンでプレゼントしたこともある。(今まだ持ってたら凄いな)

試合用はモロ包帯なので、洗濯した後巻くのが大変。(そもそも包帯を英語でバンテージと言う)

最初の頃は毎日30分くらいバンテージ巻きにかかってた。(慣れたらもっと早くなり、バンテージを布製にしてバンテージ巻き器をゲットしてからは1〜2分で巻けるようになった)

…ある時、タイ人の試合後に、バンテージを切ってあげようとしたトレーナーがいた。

「やめてくれ」とタイ人。

「まだ使えるから」と。

…いつものバンテージの上にテーピングしただけなので、テーピングを剥がしてからバンテージを取り、普通に持って帰ったそうだ。

…さすがはスパーリング代わりに試合数こなしちゃうタイ人だけはある。

タイ人ボクサーにとって、試合はあくまで日常生活の一部なのだ。



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