…で、そんな亀田家。

大口を叩くのは、趣味でもあり仕事でもあった。

スタミナの正体は、心肺機能とグリコーゲン。グリコーゲンは主として肝グリコーゲンと筋グリコーゲン。

…そんなこと知らなくとも一生懸命走ってジム練してれば、スタミナはつくので、9割以上のボクサーは知らない。

グリコーゲン貯蔵量は計るのはやったことないし大変だろうと想像つくけど、心肺機能のコンディションを大雑把に計るのは、実に簡単だ。

脈拍数を測ればいいだけ。

手首で測るのが一番メジャーだけど、俺はコメカミが測りやすかった。グローブつけたままでもできるし。

ランニングも、心拍数を基準にしてペースを決める。

最大心拍数の80%程度が最も理想とされる。そこに持って行き方にもコツがある。

90%以上だと乳酸が溜まったりよろしくないことが起こるし、70%以下だとトレーニング効果が落ちる。

…と、ここまで来れば、ジムでの練習中にも自分の心拍数自分で把握することなど、俺にすれば当たり前のことであるが、ジム練で自分の心拍数自分で測ってるボクサーなんて、日本中で俺ぐらいだったんではないか。笑

…と思ってたら、あにはからんや(何ということか)、亀田家もやってた。♯

当時の俺が普段で50、試合前で45ほどだったが。(回数少ないほどスポーツ心臓)

…亀田家は、普段から40代、中には35とかいう数字もあった。

「毎日頑張ってます!」というボクサーも、心拍数は嘘をつけない。

意外と平常時心拍数60くらいあったりする。笑

亀田家、練習はマジでやってた。

そりゃあんだけでかい態度取って、負けでもしたら何言われても仕方ない。

…。

「負けてもいい」状況がもしあったら、それは負けてもいいじゃん。

「絶対負けられない」という状況になれば、絶対負けられないじゃんか。

そういう状況にあえて持ち込むのも、一つの手かもしれない。

♯ たまたま気付いたけど、「亀田かもやってた」のは、「心拍数を把握する行為」であり、「ジム練習中に心拍数を計る」のは、やはり数少なかったのでは。ランニング中に計る人はちらほらいるみたい。


とはいえ、こんな風になってはいけない。…ちなみに、入場時はホール暗転で、意味不明にサングラスなどするとめちゃくちゃ前見えなかった。fighting budda さんのページより

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