そーいやこないだ東京帰った時、またタウタンパク検査を受けて来ました。

…人間の機能の中で、まだまだ分かってないことも多いのが、脳。

…で、認知症を患ってる人の脳に溜まっていることが分かっているのが、タウタンパクとベータアミノイド。

その二つのうち、タウタンパクは頭部打撃により若くとも発生してしまうことが分かっている。

このタウタンパク、それだけを抽出して見ることのできる機械があるんだけど、日本にまだ数台しかない。(数年前まで一台か二台だったけど、少し増えたらしい。ちなみに一昔前は亡くなった方の脳を解剖するしか方法はなかったらしい)

現在まだまだ研究中ということで、あくまで研究資料提供という形で、症状のある方は無料でやってもらえます。(普通にやったら多分10〜20万とかかかる)

認知症と同じで、根本的な治療法はまだないらしいけど、元ボクサーの人や元ボクサーが周りにいる人で心配な人は、一度相談してまるのもいいかもしれないです。

記憶障害だけでなく、鬱を発症することもあるんだそうだ。

それも打撃を受けてから10年とか15年とか経った後で。

ボクシングという競技、ボクサーの命、ボクサーの引退後、それらはこれからも守っていきたい。

なのでこれからも高畑先生の研究には是非協力していきたいと思う。

俺は一切間に入らないので、本人や周りの方が直接相談してみて下さい。

以下高畑先生より

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近年、プロボクサーなどが頭部繰り返し打撃を受けることによって引き起こされる「ボクサー脳症」は、近年では米国のあメリカンフットボール選手などで大きな問題となり、「慢性外傷性脳症」と呼ばれています。「ボクサー脳症」、または「慢性外傷性脳症」は、脳の中に「タウたんぱく質」が蓄積することで記憶力の低下やうつ病、不安障害などの症状が引き起こされます後遺症です。

これまで、量研機構では、ボクサー脳症の発症の有無を高精度に検査することのできる脳画像検査法を開発しており、高い制度で脳内タウたんぱく質の有無を判定できることが明らかとなっております。

本研究では、引き続き元プロボクサーの方々のご協力をお願いしております。検査自体は研究へのご協力という形になりますので無料となります。また、脳の検査を受けて頂くだけでなく、医師として脳を検討に保つ上での助言や相談なども行なっております。

プロボクサー、または元プロボクサーの方のみを対象とした募集となりますので、ご注意下さい。特に、症状の出ている方は、優先して撮像させて頂きます。

ご希望の方は下記までご連絡下さい。

高畑 圭輔 
注 本研究のご協力者様との連絡専用のメールアドレスです。

よろしくお願い申し上げます。

量研機構
高畑圭輔
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高畑先生の記事より参照画像





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