スッカリおやじボクサーとしての年月が長かったワタクシでございますが。

ワタクシにも、若い頃はあったわけですよ。

で、そんな時期には、「あの人カッコいいなぁ〜」と思ったボクサーも何人かいて。

そのうちの一人が、村松竜二さん。


「ザ・ボクサー」って顔してない?

俺が練習生とか4回戦だった頃、日本ランキング一位とかなってた。

ガッツファイティングとかで、よくセミファイナルとかでやってた。



…で。

その村松さんが、障がいを持つ人向けにボクシングクラスを開催してると。

しかも交通事故で左手使えなくなり、それ隠したままほとんどのキャリア右手一本でやったとのこと。

日本タイトル4回。

…はんぱねぇ…!

片腕使えなかったら、戦力ダウンは二分の一ではないから。

コンビネーションのバリエーションなんてモロ限られちゃうしね。
 

…「偉い人」の定義は、「世のため人のために役立つ人」のことだと俺は思ってる。

…世の偉人と言われる人達って、そういうことじゃんか。

…なので純粋な意味でボクサーってのは、別に偉くない。

自分のためにやってるんだから。

そりゃー応援してくれてる人のためって部分もあるさ。

けれど、それためだけに、それがメインではやれない。

自分のために頑張ってたら、勇気もらえましたとか言ってくれる人がいたら嬉しいけど、それはあくまで付加価値で、メインにはなり得ない。

…それにそのことを忘れたら、「なんだよ俺は人のために頑張ったのに」ってなっちゃうかもしれない。

なので、そこは意識して「あくまで自分のため」と自分に言い聞かせてた。

だから応援してくれる人に素直に感謝できるし、変な勘違いを起こさない。

 

自分がワガママな自覚があるが故に。

……。

たまにはこういう慈善活動をして、いい気分になりたい。

やはり、自分のため。

俺の場合だけど。


…で、そんな自分だからこそ、村松さんの活動には賛同できた。

東京滞在の貴重な時間の中、昭島まで行ってきました!!

…クラスは分けられてるんだけど、その日は知的障害のある人のクラス。

…何度言ってもワンツーを逆に打ったり、はたまた同じ動作をひたすら繰り返し続けたり。



「これ、俺が教える意味あるのか?」ともチラと頭をかすめたが、今日はそういうことじゃなかった。笑

あくまで自分のため。自己満足のため。

…「ブログでいい人アピールしよう!」なんて、全然ちっとも全く思っていないぞ。本当に本当だぞ?


まぁ自分がスゲーって思ってた人は、その気持ちは残るもので。

年を経ようが、その敬意は変わらない。

お役に立てて嬉しい。…これはホントだぞ。笑


普段パーソナルとかやると教えてることなんて、何も関係ない。

とりあえずボクシングの楽しさを体験してもらうと。


そんなわけで、いい汗を流してきました。


村松さん、いい時間をありがとうございました!









ちなみに言っておくが、くれぐれもこの人ではないので誤解のないように宜しくお願い申し上げます。




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