かつて「投資家けーちゃん」の不動産セミナーに参加した時、参加者からの質問に、けーちゃんは答えて言った。
「頭の良さって何ですか？」
「……目的と手段を正確に把握して、間違えない人」。
その場でほぼ即答。
……。
正確な文言は覚えてないけど、こういうことがサラッと言えてしまう人。
……なるほど。
目的と手段か。
……。
……こんな戦い方をしたい、こんなタイプのボクサーになりたい。
だから、どうするか。
そのこだわりは、「戦い方」なのか「勝利」なのか。
目的と、そのための手段。
簡単なようでいて、実は明確に区別するのは難しかったりもする。
……俺は、「勝つこと」が最大の目的だった。
チャンピオンにななることこそが、目的だった。
だからそのために、自分の得意な戦い方でなくとも良かった。
俺の目的は、勝利だった。
……。
……本当に昔から見てくれてる人でないと知らないけど、2002年、初の日本ウェルター級タイトルマッチでは、
終始アウトボクシングに徹した。（完全なポイントアウトだと思ったら2-0かなんか判定負け）
翌2003年には、ガチャガチャのファイタースタイルに徹して、まさかの初タイトル奪取。
……凡庸な身体能力しかなく、絶対的な武器のない俺は、カメレオンのごとくその相手に対処し適応する必要があった。
目的と手段は、自分の中でハッキリしていたからだ。
「自分のボクシング」なんてどうでも良かった。
勝利こそが目的だったので。
俺にはそんな誇れるものなんてない、ただ目の前の勝利することで一杯だった。
……ボクシングは、そもそも目的なのか手段なのか？？
……俺には目的そのものだったけれど、世に出たりするための手段にしてたっていいと思う。
……「生き甲斐」という点では俺にしても手段だったのかもしれないね。
投資家けーちゃんの言った、「目的と手段」。
今一度、確認してみる価値はあると思う。
ちなみにその日の記事はこちら
冬タイヤ（北海道民はスタッドレスタイヤのことを高呼ぶ。ちなみな普通のタイヤは「夏タイヤ」）が空気抜けてきたりもうダメだったので、自分で交換。前輪の締め付けが甘かったが、次はちゃんとできそう。……てか俺は何を目指してる？……このように迷走してはいけない。。
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