何回か書いてるかな？
試合中トレーナーが最も言っちゃいけないアドバイス。
それは。
………。
パンチの種類。
……今だ言っちゃうトレーナーもいる。
……こういうこと書くとそれやってるトレーナーからクレームきたりするんだけど。
……。
パンチの種類を、言うな！！
相手も聞いてるから！！
……自分の目から見て、「ジャブもっと出せばなー」とか、「クロス狙えるぞ！！」とか思うのは分かる。
非常〜〜によく分かる！！
……ただ、１つだけ忘れずにおこう。
相手も日本人なら、日本語理解できるということ。
……うん、これも前に言ったけど。
新人王の、ズバリ3戦目だった。
セコンドが「ジャブーー！！」というと、ジャブ出してくる相手がいた。
「ワンツー！！」というと、ワンツー出してくる相手がいた。
……ジャブに合わせて、思い切りクロスカウンター喰らわしてあげた。
「カウンター喰らうな！！」
……マジで、やりながら、ギャグかと思った。
次のパンチを相手に教えて、カウンターを導いてるのはあなたですよと！笑
試合しながら、相手選手が多少可哀想にすら思えた。
……そりゃ、周りのアドバイス全く聞こえてない人もいますよ？？
……けれど、少し強くなれば聞こえてますから！！
相手の次のパンチの種類を教えてくれるトレーナーがいてくれるおかげで、自分はかなり助かりましたから！！
……って言われても、 パンチの種類を言うトレーナーは言っちゃう。
なぜ？
自分が言いたいから。
……ま、「相手の立場に立つ」と言う単純なことがいかに難しいか知れば、無理もないことと思えるかもしれない。
……自分がトレーナーだったら、直ちにやめよう。
……もし自分が選手だったら。
まずは、トレーナーに言ってみよう。お願いしてみよう。
「パンチの種類を言うのはやめてください。相手も聞こえてるので。自分がスパーしてても試合してても、相手の次出すパンチが分かったらかなり楽勝なので」と。
……それでも分からないトレーナーも多い。
最終手段。
全く言うことを聞かないか（実際にそういうボクサーいた）、もしくは。
フェイントに使う。
フェイントに、利用する。
「ジャブーー！！」って言われたら、ジャブ出すフリして違うパンチを入れる。
……選手がそこまで試合中に余裕ないのは、よく分かる。
よく分かるけど、トレーナーがパンチの種類を教えちゃってる以上、仕方ない、
それへの対策も、ボクサーの側で考えなくてはならない。
頑張ろう。
もう数年はバレないかと踏んでいたが、すでに気づいてる人もいたか……。
時代がようやく少しずつ追いついてきた。
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