日本文学史上、最も有名な文章のくだり。
平家物語序文。
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祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず、
唯春の夜の夢のごとし。
猛き者も遂にはほろびぬ、
偏に風の前の塵に同じ。
諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず、
唯春の夜の夢のごとし。
猛き者も遂にはほろびぬ、
偏に風の前の塵に同じ。
ブッダが説法を行なった有名な場所の一つ、祇園精舎の鐘の音は、全てのものは「無常」、サッベー・サンカーラ・アニッチャだぜ。
ブッダが入滅(つまりは死ぬこと)した時咲いていたとされる沙羅双樹の花の色は、バズったやつは絶対落ちぶれるの法則を表すよ。
チョーシこいてるヤツも、長くは続かない。
春の夜の夢みたいなもんだ。
メッチャ強いヤツも、そのうち負ける。
風の前にふわふわ浮いてる塵(チリ)と同じだ。
(訳・俺じゃないぞきっと)
考えさせられたこと、それ以前に「考えるな感じるんだ」だったこと、沢山ありすぎてまとまらないが、そして本当に時間も限られてるが、今回一番脳裏に響いてたものの一つが、「無常」ということ。
ブッダが話してたパーリ語で、アニッチャ。
……。
時は一瞬も止まらない。
万物は流転する。流転し続ける。
誰もそれを止めることはできない。
人間だって、常に細胞は生まれ変わり続ける。
昨日会った人と、今日同じ人と会うとしても、それは昨日のその人と全く同じ人ではない。
昨日と全く同じ今日はない。
今日と全く同じ明日もない。
同じような毎日だろうが、確実に少しずつ変わり続けている。
永遠のものなど何もない。
「こんな状態、本当に嫌だ」
「いつまでもこの状態でいられたら」
そのどちらもが、時と共に必ず移り変わる。
絶望する必要はないし、有頂天になってても無駄なんだ。
それを一言で言うと、「諸行無常」。
アニッチャ、アニッチャ、アニッチャ。
……兄っちゃ?
……しまった。
真面目に話しているのにボケを思い付くとそれを言わずにはいられない。
……いや、突然の変化、これも兄っちゃ、じゃなくて、アニッチャなのだ。
ではその流転し続けるこの世の中で、人はどうしたらいいのか。どうしたら幸せになれるのか??
続く(てかこのペースで話してたらいつまで続くんだ大丈夫か佐々木だけど頑張れ佐々木)
昨日の京都オフ会。
自分を理解してくれてる人と会うのは、俺にとっても幸せな瞬間だ。
これからちょくちょくやります。
一回来てみて下さい。
嫌ならもう来なきゃいいだけの話。
やらない後悔より?何ですか?

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