中国の英雄、ゾウ・シミンから敵地中国でタイトルを奪い、帝拳の五十嵐、さらに中国で防衛戦をこなした木村翔。

……五十嵐の時は敵だったが、アウェイで堂々勝利する姿は、日本人として好きだ。

しかもブログ記事にしたら本人からキチンとお礼のメールがきた。礼儀正しくもある。

これからの日本人ボクサー、ひいてはこれからの日本人の手本になってほしい。

対して田中恒成は、日本最速3階級制覇を目指す。

どうなるか。


1ラウンド 
すぐ分かる。
完成度高い二人。そこまでの有効打なし。ガードよく、距離もいい。お互い軽量級では少ない腹もよく狙えている。ペースの取り合い。五分。つけるなら木村。

2 試合動く。序盤田中。これはペース取ったかと思ったら、中盤木村。逆転かと思ったらまたカウンターで左フック一発入り、木村グラつく。田中のラウンド。

3 ここもほぼ五分。しかしつけるなら田中か。

4 木村少しだが大振り目立つ。田中か。

5 木村攻め続ける。田中手が止まる。木村のラウンド。スタミナあるってのはいいなぁ。

6 五分。難しいが、田中か。
田中の方がミニマムから上げて来たからか、小さい印象。それをテクニックでカバーしている感じ。

78 スイッチ使う。田中か。

9 ジャブから組み立てられる。木村。

10これも五分。

11 元気失ってない木村のラウンド。

12つけるなら木村。


実に僅差。

どっちの勝ちでもおかしくなかったが。

公式ジャッジは、2-0 田中。


本当に10-10を振り分けるなら、田中といったところか。

田中の方が上手くてスピードもあった。

木村の方がスタミナとパワーがあった。

判定ながら見応えのある試合だった。

再戦もありかと思うが、とにかく木村には世界に羽ばたいて活躍してほしいと個人的に思う。



☆佐々木基樹ボクシングワンポイントレッスン


田中のポジション取り。

この位置で攻撃した後

すかさず体を入れ替え、違う角度から攻撃する。


足を動かす分自分も疲れるんだが、そのワンステップを踏むことにより相手は防御しか出来なくなる。


木村はガッチリガードを上げて前進。

からのボディー。

これが体格やスタミナを活かすには一番の戦い方。


お互いにライトクロスを狙う。


その続けざまに、もう一発。



細かいこと言っていけばキリないけど、見応えのある試合だった。

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