こないだのブログの続き。
「ウソつきによくあるのが、厳しい親の存在」という話。
子供が正直に話した場合、何はともあれそのことをちゃんと評価してあげないといけない。
そうしないと「正直に言っても損するだけ」と子供は学習してしまう。
……ちなみに、「ウソつきに多いのが、厳しい親の存在」だからと言って、厳しい親の子供は必ずウソつきになるかというと、そうじゃない。
「AだったらB」だからと言って「BだったらA」とは成り立たないんだね。
……十分条件、必要条件なんて言うね。
……「4は2の倍数である」だからと言って「2の倍数は必ず4」ではないんだね。6も8もある。
……話逸れた。
……ついつい知的な方向に話が逸れてしまうことを、深く深く、海より深くお詫び申し上げまくる次第でございます。
……で、どっちにもいくらでも広がるけど。
友人でこないだも一緒にメシ食った方から、面白い話を聞いたんだ。
「自分は高校中退だが、娘は大学行って資格取得目指して頑張っている。同級生では警察官の息子が暴力団(3人)、学校の先生の息子が彫り師(多分彫刻とかじゃないぞ)。」だと。
……ちなみに俺も、勉強しろと言われたことは多分一度もない。
オヤジは放任主義、オカンは自由主義。
高校なんてマジで眠りに行っていた。
ボクシングだけは、時々死人が出るからやめてと言われたけどね。初期の頃。
……小さい頃、俺だけ門限とかなくて、けれど市民会館の6時のチャイムとか鳴ると皆親に言われてて帰るから、俺も自然と帰ると。
「他人に迷惑かけなければ何してもいい」と。
ある日家帰ると、「ごめんかーちゃん今日ケンカしてきちゃったよ。また明日先生とかから怒られるかも」と先に謝った。
そりゃ怒られはするけど、正直に言えばそんなに怒られなかったから、なんでも正直に言えた。
本当に間違ってる時はそれを伝えてもらえた。
とにかく自分の型にはめようとガミガミ言われるより、間違いなく良かったと思う。
親の側にも我慢は必要なのだ。
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