こないだ、リッキーにとってはアンリッキーな、いや間違えた、アンラッキーとも言える試合。
……マジメに書きたいが、思いついてしまうとギャグが優先してしまう……いや、「笑い」は大切なのだ。
……正直、リッキー内藤改め内藤律樹のあのボクシングはホントに凄いと感じた。
テクニックは尾川より上だなと。
しかしパンチ力、勝負強さでどうなのかと。
後楽園ホールは超満員。
1ラウンド開始。
落ち着いてる。両方とも。
尾川も本番型。
練習より動きがいい。
……内藤に、前ほどの余裕というか冷静さはないか。当たり前だが。
2ラウンド終了後。
……俺は、「この試合、たぶん勝った」と思った。
スピード、反応で負けてないから。
つまり技術で負けてないなら、パンチや当てカンある分勝ったと思った。
1年前の初戦よりも、伸びたのは尾川だった。
プレッシャー強める。
3.4.5全く目が離せない試合。
……だが、若干優勢だ。
5ラウンド終了後、2〜3ポイント勝ってると思った。
ジャッジ3者共に48-47。
意外と競ってた。
2ラウンド目で「勝った」と思ってたが、全く目が離せない。
続く6ラウンド。
おそらく取られた。
これでイーブン。
ますますもって目が離せない。
7ラウンド。
効いたのか?!
尾川の動きが突然止まる。
顔色も悪いか?
大丈夫か??
……と思いきや、パンチは出す。そして当たる。
ポイントはゲット。
……ボクシングの試合に、「ここが勝負になるな」と、始まる前に感じるラウンドがある。
9ラウンドがそれだった。
………。
取ったろ!
いけたべ!
10も、最後までお互い譲らず。
逃げ切ったかな。
勝負は判定へ。
三者とも96ー94。
尾川!!
よし!!
………これで、世界への道は開けた。
………。
ホントに、しみじみと思った。
尾川を、帝拳に紹介して、良かった。
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