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ちょっと濡れたスマホを、見積もり前に勝手に直して修理代請求し、納得いかないならまた元に戻すと細工した修理屋。
……ちなみに修理したiPhone6は、たったの二ヶ月ほど前にソフトバンクからauに乗り換えたおかげでゲットしたものだ。
ウッヒッヒーと嬉しく使っていた、まだほぼ新品である。
買えば定価7万円だか9万円だかする。
本当に元通りにしただけなのか、あるいは内部に何か細工したのか。
直せる店が見つからないまま戻ると、「中身がなくなってる」と。
はい～～～？？
「ここの重要なパーツと、スクーと、WiFiパーツがなくなってるぞ？行った店に行って聞いてこい」と。
……そしてなぜかこのタイミングで、「俺、あんたの顔知ってる。ボクサーだろ？」と言い出す。
……ランディ・スイコ、レブ・サンティリャンとやっつけてるので、フィリピンの特にセブ島では知ってる人もいたことはあるけど、タイ人は別に有名なボクサーに勝ってない。
……けどとにかく、突然気付いた様子。
「うん、だから、スクーは何とかしてやる。けどWiFiパーツはなけりゃどうにもならない。聞いてきな」
……何件も回ったところを、記憶を頼りに回る。
「知らない」と店員は露骨に迷惑そうだ。
……中を見せてみろって言って中身盗るなんて、考えもしなかった！
……で、その後をなるべくザックリ言うと。
やはりどこも「はい、盗りました」なんて言わない。
それどころか、4、5件中そんなことしたのは一件。
大概モロに嫌な顔をされた。
……ただ、何となくここは違うだろうな、てとこはあったけど。
仕方ない。
……カードの付帯保険が、あったような気もする。
どっちにしろ、ポリスレポートは必要だ。
警察へ。
行くと警官に「現場で電話した方がいい」と言われ、現場に戻り、警察に電話。
電話の方がいいことはいい。
１０分少々で警察官現れ。
再び店へ。
海外の警察官は、権力者である。
ますます露骨に嫌な顔をされ。
けどやはりもちろんイエスというわけはなく。
…しかもその時間になるともう店もかなり閉まってて、一番怪しいと思う反応をしたとこはやってなかった。
……てことで。
ジ・エンド。
どーにもならんかった。
ポリスレポートだけ書いてもらって、翌日飛び立ちました。
……で、さらに追記。
日本戻って、正規修理店で確認。
「正規店以外で開けたあとがあるので、もう修理出来ない」と。
そうなんだよな～～。
……けど正規修理店なんて、都内だって数店舗だよ？
そんなん旅の間に探してられるか～～。
「確かに、基盤と、ネジがほとんどないですね」
タイ人英語でスクーとしか聞こえなかったのは、スクリュー、ネジのことだった。
そして重要なパーツ大部分が盗まれていたのは、事実だった。
ちゃんとは値段言えないけど、もはや新しいの購入した方がいいかもしれませんと。
追記2。
カード保険確認したら。
あった！
オシ！
新品iPhone6セーフ！！
保険会社に電話して、詳細を話す。
すると。
「盗難は、あくまでお客様の監視下にあるものの場合で、修理に出して監視下にない状態だったそのケースだと適用されません」とのこと。
………。
……買った電化製品店に、購入後1年未満の製品保証があった！
……聞いてみると。
「ケータイ電話に関しては保証されません」
………。
……いいか、これだけは、ハッキリ言っておく。
口に出して実際に言う人はなかなか少ないが、俺は胸を張って声を大にして言うぞ！！
ギャフン！！
犯人は、この中にいる……かもしれない。
（一、二枚捨てた）
……と、そんなわけで、現在も佐々木のケータイおよびLINEは繋がりません…。
もしも誰かシムフリーもしくはauのiPhone安く譲れるよって方いたらご連絡お待ちしてます…。
boxersasakiticketアットマークgmail.com
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