一度は完全に旅情報ブログやってみようかと。
今日は完全に旅情報ブログです。
アフリカ旅してるバックパッカーはもとより、日本在住の人に向けて。
バックパッカーの間で絶大な人気を誇る、アフリカきってのツアー。
それがエチオピアのダナキルツアー。
しかし、ガイドブックには載っていない!
そこに行って来たので、ガッチリレポート!
…なので、情報ブログに徹します。
結論から言おう。
オススメ出来る!
特に、色んなところ行き尽くした人。
教会とか石畳とか地平線の朝日夕日だとかにもう萌えなくなってしまった人。
かなりレアでオススメです。
○何かあるのか
火山口から見える、目の前でグツグツたぎるマグマと、硫黄塩湖の別世界。
世界中でも他にあまり類を見ない。
○どこにあるのか
エチオピア。メケレMEKELE。
メケレには空港があり、首都アディスアビバからエチオピアエアライン等飛行機が出てるので、そちらをお勧めする。
ちなみにアディスアビバ~メケレ、バスで行けば230ブル約1240円と安いのだが、朝四時起き二連ちゃんでしかも一泊二日合計17時間位かかったので、飛行機がお勧め。特に日本から行く人はノーチョイス。
そこからツアー。
ツアー自体はレンタカーでは治安上の問題もありまず無理。
○いくらかかるのか。
老舗ETTツアーで定価$600。
ただしこれはあまり言ってはいけないことにことになってるらしいが、タイミングとメンバーと交渉次第で三百六十ドル位まで落ちるみたい。
(本当にタイミング次第では三百近くというウワサもあり)
直接交渉すれば四百まではすぐ落ちる。
ちなみに俺は、三百七十ドルで四日間行った。
マグマ二日、塩湖二日なんだけど、そのどちらか二日コースなら定価$300。
これはどこまで落ちるかは現在未確認。(情報あれば追加します)
今のシーズンだと、塩湖が先のグループとマグマが先のグループで一日置きに出発。
○日本から手配する場合のトータル予算
日本から代理店で頼むと飛行機代19万、ダナキルツアー$1500とかで、合計で四十万以上かかってしまうことになる。
そこで人に聞いた裏ワザ。
エミレーツ航空ホームページでも通しで買うと日本からエチオピアまで往復約19万。
しかしこれを同じエミレーツ航空ホームページで、日本~ドバイ、ドバイ~エチオピアと個別で購入すると日本から往復約13万だったと!
これにダナキルツアー代金を四百ドル位で組んでもらえれば、トータル二十万円程度。
エチオピアの他の物価はめちゃくちゃ安いので。
(定食¥180 コーヒー屋のコーヒー¥20 安宿¥600~ 首都アディスアビバ~メケレのバス17時間位¥1240など)
○危険情報
塩湖の方が、エチオピアと現在緊張関係にあるエリトリアとの国境が近いため、正直絶対安全とは言い切れない。
三年前位に国境近くでゲリラに襲われ、旅人数人が殺害されているらしい。
そのため、ライフルを携帯した軍人が塩湖付近では常に複数護衛につく。
それを安全と捉えるか、危険地帯の証と捉えるか。
私見を述べれば、おそらくまず大丈夫だけど、責任は取れませんとしか言えない。
おそらくだけど、これだけバックパッカーの支持がありながらガイドブックが取り扱わないのは、まず99%大丈夫という確証が取れないからでは。
ちなみに、海外シェアナンバーワンのロンリープラネットには載ってる。
○行く前の心構え
周知の通り、エチオピアは最貧国の一つである。
品質、サービス、全てにおいてクオリティが低い。
最貧国だから低いのか、低いから最貧国なのか。
そこは行く前に覚悟した方がいい。
ムスリムが約半数なので、旅人に親切な人は多いけど。
宿代が¥600の国で¥72000位払ったらどんなに豪華で贅沢なツアーのかというと、行く場所。それだけ。
車だけは流石に固まった溶岩の中を行くだけあってランドクルーザーのまだ比較的新しいやつ(2015年2月現在)だったけど、眠る場所はほぼ野営。もっと正確に言うならほぼ野宿。
ホームレスが使ってそうなマットレス一枚に、もちろんシーツなどつかない。屋根もなし。
食事はスパゲティのみとか、パンに野菜だけつくとか、朝はスクランブルエッグとフルーツがついたが、ベジタリアンか!っとツッコミ入れたくなる。肉・魚はほぼなし。スプーン一杯のシーチキンが夜に出たことあるくらい。
が、これもエチオピアクオリティ。
・・しかしこの食事に関しては他のブログやガイドブックにはおそらくあまりない取っておきの情報があるので後述。
○持ち物と設備
普段の自分の旅の持ち物に、トレッキングシューズとライト。出来ればヘッドライト。
日が暮れた中、夜間登山になるので。
ぶっちゃけ他の人もいるので何とかはなるけど、現地でも二、三百円で懐中電灯と乾電池売ってるので、懐中電灯は用意しておこう。
靴は普通の運動靴でもまず大丈夫。
ちなみに俺は、「トレッキングシューズないのか?」と聞かれたが、クロックスで行った。特に問題なし。
しかしサンダルはさすがに無理。現地ガイドにはいたけど。
夜は結構冷える時もあるそうなので、長袖長ズボンに、上着もあった方が安心。
○現地代理店とそのクオリティ
おそらく最大手がETTツアー。
最大手で前述の通りなので、他も期待しない方がいい。
前述の他、トラブルがあって目的地に行けなかったのに一切返金なしとか、許容人数の約二倍の人数を予約取ってしまい約半数の人が行けなかったのにも関わらずこれも一切返金なかった、などという前科の噂あり。
メシは美味くもないがそれほど不味くはなかった。
ベジタリアンというだけでほぼ普通。
が、そこはエチオピアクオリティ。
日本からダナキルツアーを扱う代理店五社に直接メールしたところ、このETTツアーしかそもそも返信がなかったから選択の余地がなかったという日本人に、俺は実際会った。
パッカーが毎日のように行ってる分、他の会社よりはマシなのかも。
さらに後述。
ETTツアー(Ethio Travel and Tours)
www.ethiotravelandtours.com
info@ethiotravelandtours.com
他に聞くのはマグマツアー。
実質この二社が今の所ベターか。
これも俺が実際に会った人で、塩湖のツアー行くつもりがマグマツアーなことを出発してから知って、そのままマグマの麓まで行ったにもかかわらず「興味ないから行かない」と他のドライバー達と一緒にそこに泊まってずっと待ち、また翌日ただ車に乗って帰ってきたという日本人もいた。
おそらく金戻ってこないだろうと本人も言ってたが、さすがにマグマの麓まで行ってマグマ行かなかったのが効いたか、ほぼ何も言わず$300戻ってきたそうだ。
メシや泊まるとこでお金かかってる分を考えると、俺が体験した限りではまだまともと言える。
後で代理店の人に聞いたら、「私はちゃんと説明したのに…!」とボヤいていたが。
塩湖とマグマは、一日置きに交互に出る。つまり二日ツアーなら4日おきだということに注意。
今日塩湖ツアーが出たら、明後日はマグマツアー。また二日後に塩湖ツアー出発と。
その2グループは途中二日目泊まるところ同じ。
○ツアーの前後に泊まったホテル
メケレ
seti hotel
ETTツアーの向かって左手20メートル位。
一応レセプションのあるホテルだが、とにかく古い。汚い。でも安い。シングル(バストイレ共同)100ブル(約¥600)。
そしてこれは裏情報だけど、レセプションの人に頼んだらホテルレストランのキッチンを使わせてもらえた。
エチオピア全般に言えることだが、Wi-Fiのスピードが異常なほどのろい。ブログ更新する人は偉い!
深夜早朝は早くなったりもした。
ちなみに二つしかない共同トイレが一つ壊れてて完全に使用不可で、もう一つのトイレは水が流れてなく、多人数の汚物がプカプカ浮いていた。返り血を決して浴びてはいけないと一回一回緊張感のある排泄が経験できた。
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