ナミビアの首都、ウィンドフック。

ここに来た目的は、やはりナミブ砂漠。朝焼けと共に見渡す限りの砂漠が真っ赤に染まる姿は、目さに壮観だそうだ。

しかし公共交通機関が発達してなくて、旅人は大抵レンタカーを数人でシェアして出掛ける。

そのため、夜行バスで到着した朝、旅人宿に仲間を見つけるため向かった。

…イキナリ日本人旅人達を発見!

しかも五人揃ってて、今日レンタカー行って予約して、明日から出ると言う!

パーフェクト!

…ちなみに、すぐ前の日にも南アフリカで同じようにレンタカーシェアして喜望峰廻った。

その時も結局六人になり、七人乗りのパンを借りた。

しかし…。

五人乗りのワンボックスしかないかもしれないと言う。

「もし六乗れる車がなかったら、悪いんだけど五人で行くことに決まっていたので…」と言われ。

宿の人に聞いたら、荷台も広いから仮に五人乗りでも大丈夫よ、皆そうしてると。

しかし日本人は「ちょっそれは…」みたいな。

…まぁ、普通の日本人の感覚だろう。

で、一緒にレンタカー屋廻ったにも関わらず、結局俺の見つけたレンタカー屋で借りたにも関わらず(泣)、置いて行かれました。

バオオーーーン!!

…必ず連絡くれと言っていたのだけどそれもこないし、何となく邪魔臭く思われていたのはさすがの鈍感力な俺でも気付いていたので。

…まぁ、仕方ない。

その日を含めて、待つこと三日目。

来るのは砂漠旅を終えた人ばかり。

と、そんな中、貴重な情報を得た。

「ヒンバ族の村には、公共バスが出ている」。

ガイドブックにも、現地ツーリストインフォメーションですら、公共交通機関はないと言っているのに。

それじゃあウィンドフックにも時々いるヒンバ族の人はどうしてんだと言う話になり。

ヒンバ族の人に直接聞いたら、バスの存在を教えてくれたと。


俺の中で弾けた!

これだ!

…この世界は、常に変わり続けている。

俺が旅を覚えた19年前と今じゃ、ホントに全然違う。

…二十年というのは、例えばインドネシアのパプア地域では、全ての男がコテカ(平たく言うとチンコケース)を装着してたのに、今では町中では全ての人が洋服になった、その期間だ。

旅人相手に商用のため民族衣装を着る人間は残るだろうが、普段の日常生活で民族衣装を着る人は、あと数年でいなくなると言われている。

…それは実感として事実だと思う。

…これだ!

砂漠もサファリも、まだまだなくなりはしない。

しかし民族の暮らしは、すぐになくなる。

行くなら今だ!

そこが最優先だ!

しかも公共交通機関もある!

よし!


早速、翌朝、オプウォOPUWOに向かう。

やはりあった!

乗り込む!


…結局九時頃出て、午後六時くらい。

…民族衣装の人が、普通に町を歩いてる。

写真!

…間に合わず!

…しかし。

オプウォに到着するとそこには。

普通~に生活しているヒンバ族の姿が。

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スーパーとかでも買い物している!

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…マジでか!

…アジア圏最大の穴場であるパプアでも、コテカは絶滅の危機に瀕していて、町中ではほぼ見ることが出来ない(町中にいて写真撮らないかと言われまんまと撮ったら高い金請求されたりした。旅人相手の詐欺師みたいなもんだ)。

…しかし、ここ、オプウォでは。

ホントに普通に生活している!(ただしそれ目的ではないけど、写真はタダでは大抵撮らせてくれない。けれど相場¥100くらい)

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これはヘレロ族の女性。

なぜか皆恰幅がいい。

〈続く〉
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◯貴重な旅情報 ナミビア ヒンバ族 アフリカ 民族

ヒンバ族の住むオプウォOPUWOまでには公共交通機関があり、一人でも行ける!ミニバンは満員になり次第出発なので、朝六時くらいにはウィンドフック中心部から北に4キロ程のsingle quartrs 近くのバス停に行こう。現地着いてオプウォOPUWO言ってれば誰か知ってる。夏の一月でもまだ六時前は暗かったので、出来れば複数で行こう。
乗合タクシーは安くて、市内だと10ナミビアドル、4キロ離れたバス停まででも一人10~20。
2015/1現在ウィンドフック~オプウォまでのバンは片道230ナミビアドル。
現地では手土産を持参してけばその辺のヒンバ族の村に遊びに行ける。
ただしヒンバ族の言葉しか通じないので、やはりガイドをお願いした方がいい。
ちなみにヒンバ族の言葉で「ありがとう」は「ダンギ」。
ガイドはともかく、ヒンバ族の人は旅行者ズレしていない。
オプウォOPUWOの中心部から約二十キロくらい。
「歩いて45分くらいだよ。」という偽物ガイドもいたので要注意。
レンタカーがある人で、往復二時間、ヒンバ族の村滞在一時間位で、ガイド料80ナミビアドル~。
レンタカーない人で、ガイドが車も持ってると300~。
ちなみに俺の場合、ガイドがヒッチで行くといい、その場合ガイドのヒッチ代一人30~40も負担。ガイド料は200だった。(ちょっと高めだけど、aameny rest camp(旧名oreness rest camp)で紹介され、他もいなかったので頼んだ)
全ての場合、お土産代別が基本。100~200。人数やガイドにもよるが、主にトウモロコシの粉等の食料をスーパーで買って行くので、一緒に買い物ついてって適当なところでストップかけちゃえばよし。
お土産持ってけば、身体に塗ってるバターと鉱石砕いたのを塗ったり、話聞かせてくれたりする。
OKマートというスーパーの、前あたりによくガイドが声かけてるという情報もあり。
OPUWOのヒルトンホテル前には村からやって来たヒンバ族の人達が平日昼間マーケットをやっている。