土曜日、抜糸終了。

眉の上六針、その横を二針縫ったので。

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嬉しくて、早速走りに行った。笑

抜糸するまで基本的に濡らしちゃダメだから。


坂道ダッシュのタイムは落ちてなかった。

長距離は若干落ちてたな。


走るといつもの感覚が戻ってきて、いかに体内に余計なエネルギーが溜まってたかを実感する。

…まぁ、土曜抜糸で日曜引っ越したから、それがいつものコースラストランということになったが。。

名残惜しかったが、お世話になったいつものコースにお別れを告げてきた。

いつの間にか顔覚えてしまった人もいる。

その人達にももう顔見れないと思うと、やっぱ寂しい。

…挨拶もしたことない人達だけど、お互い顔は分かってるでしょ。


足掛け二十二年だからね。笑

もうボクサーとしての習性が身について離れない。

晩にはたんぱく質摂らなきゃと思うし、風呂にはゆっくり長く浸かって乳酸を溶かさなきゃいけないと思うし。

その他諸々。

…あ、もう、いいんだ。


やってる時はめんどくさいんだけど、いざ全くやならなくていいとなるとなんか物足りない、みたいな。笑


前に言った、ボクシングは俺にとって、生きることそのものだったから。

生き甲斐、をさらに超えるレベル。

生きることそのもの。

それが俺にとってのボクシングだった。

…まぁ、あんまりしんみりしないでいきたいんだけど。

分かってはいたし、仕方のないことだからさ。

ただ、今のところ、覚悟してたほどの空虚感は感じない。

むしろやり切った感の方が強いかな。

マジでロードワークだけで地球一周はしてると思うからね。


……。

俺さ、決めてたんだ。

ずっと前から。

どこまでいってどういう風に終わろうと、きっとわずかな後悔と悔しさは残るだろうなって。

だから。

ボクシングやり切ったら、それを振り返って、自分を誉めてやろうって。

最初ボクシング始めた時、本当にタイトル取れるボクサーにまでなれるとは思えなかった。

けどその当初の事実からは、なるべく目を背けていた。

そこで満足しちゃいそうだからさ。

満足し切っちゃったら、そこで終わりだからさ。

だから。

どっかで、満足しないようにしてた。

まだまだいけるんだって、自分に言い聞かせてた。


けど、どこで終わろうとも、終わった時には、自分を誉めてやろうって。

甘えかな?

そうだとして、内心で思ってりゃいいこと?

…でも、それが俺の本音だからさ。


誰が認めなくとも、俺が認めるよ。

よくやった、佐々木基樹。


胸を張って第二の人生を進もう。


言えばちょっとは嘘になるけど、前から言いたかった一言でしめていい?



我がボクシング人生に、一片の悔いなし!!