$ボクサー日記

島の闘鶏。

フィリピンのと違い、刃物仕込んだりしないため、決着つくのに70分とかかかるそうだ・・。

今のシーズンはやってないが、徳之島には闘牛もある。




一昨日かな。

朝、今回のキャンプ定番の、女子陸上チームについて行く。

後から知ったけど、最初の一キロは四分半位でいくけど、徐々に上げていき、四キロ~五キロの間はほぼ四分で走ってるそうだ。

道理できついわけだ。

でも一応、折り返し地点の五キロまで、視界には入っていた。

「頑張ればついていけないこともないな。けどそれやったら後半の五キロがヘロヘロにになっちまいそうだ」と思って速いペースの中でのマイペースを崩さなかった。

が、、。

そんな守りに入っていてはいけない。

そもそも本当について行けるのか!?

それが小出監督に直で学んだこと!

後の五キロはばてても構わない!

行ったれ~~~~!!


…で、行った。

まさに後半考えず、行った。

なんとか五キロまでもった!ついていけた!

…が、後半は、やはりばててヘロヘロになった。


でも、これでいい。

これでいいんだ。

「行こうと思えば行ける」なんて口先でほざいていちゃダメだ。

実際に行けることを、他の誰でもなく自分自身に証明して見せなければならないのだ!

結果、後半抜かれたけど、それでも良し。

後悔は、ない。



前回喰らいついていった前半五キロ。

今回も、そこまではと思ってた。

が。

一キロ位でもう徐々に後退。

二キロ地点ではもうダメだった。


…なぜだか自分でも分からなかったけど。

後から考えてみるにおそらく。

昨日の山道七分ダッシュ三本がまだ尾を引いているのではと。

…これ↑に関して、一生懸命書いた分が一気に消えてしまったので、また明日…できれば…。

とにかく前に出られなく、長距離苦手な所にも抜かれた。


夕方。

合宿のラスト練習!

軽くクロカンコース二キロを一周した後。

一番キツイ登り坂が大半の部分を、700Mダッシュ!

を七本!

一キロコースの下り坂をゆっくりジョグで降りて、再び同じとこを登り坂ダッシュ!の繰り返し。

順位は二位、三位、四位辺り。

ちょいちょいラッシュしたりラッシュするやついたりして、タイムや順位は変わる。

三本目、四本目、三分十二秒辺り。ほぼ変わらず。

よしよし、順位や周り踊らされてるより、ちゃんと自分のタイムで計ろう!

このペースで自分のタイム維持できてれば上出来だ!

が。

「基樹、さっきと同じタイムだぞ!もっと上げていけ!!」

と野木さんからの叱咤!

マジすか!

小出監督の言葉が脳裏によみがえる。

「最後キツイとこで、もっと上げていけ!」

ここか!

よっしゃー!

いったらーー!!

うぉりゃああああああぉぉ~!!

三分十。上がった!

ラス2で、さらに上げた!

ラスト!!

さらにいけーー!!


三分七!!

よっしゃー!


例によって大の字にぶっ倒れる。


…しかし、これでは終わらない。

スタート地点に戻り。

リレー開始。

クロカンコースは、一キロもしくは二キロ。

一人一キロリレー!!

それを一人二本!

これが合宿ラスト!

もう後のことはどうでもいい!

行ったれ~~~!!!!


今日も終了直後大の字になると目に入る大空は、曇っていた。


疲労困憊の中。

心の中は、最大限の苦痛と共に、濃密で充実した時間を過ごせた最大限の満足に満ちていた