まぁ、俺的にはものすごく重要なことで、そこに行き着くまでには悩みも葛藤もあったんだけど。

見てる人からすれば大して関係ないことだった。笑



・・・で、発表します。

帝拳入ってから約五年間見てもらった繊大さん。

代えてもらうことになりました。

これは、自分が言い出したこと。

別に繊大さんが嫌になったとかじゃなくて。

あの人のミット持ちや経験値は、相変わらず素晴らしい。


・・が、あまりの人気に、自分をしっかり見てもらうには忙し過ぎる。

帝拳の新旧世界チャンピオン六人のうち四人のミットを一人で持ち、他にも亀海や若手有望株も見ている。

そろそろそっちに譲るべき時でもあるしね。


俺が今やっていることは、最後の悪あがきかもしれない。

それでいい。

でも、やるなら最後まで真剣に、100%のやるべきことをやってあがきたい。

しかし残念ながら繊大さんはそれに付き合っている暇がない。

体は一個しかないからね。

それも良く分かる。

仕方ない。

ただ、俺もやるなら最後までベストを尽くしたい。

もう、迷ってる時間すらない。

まぁ今に始まった考えではないし。

最後にもう一度、心機一転してやり直す。

考えようによっちゃ、賭け。

でも守りに入り続けてて成功が訪れるとも考えてはいない。


いつ何時でもやれるべきベストウェイを探し、それを進む。

俺は今までもそうしてきたし、これからもそうしていくつもりだ。


最初に話した時、五分くらい話してボクシングIQの高さを感じさせられた中野さん。

ボクシングに対する考え方というか、フィーリングも合う。

メキシコにもついて来てもらったし、試合の時も必ずサブセコンドに入れてもらうようにしている。

見てもらうなら中野さんだ。

葛西さんも大和も、やっぱり世界チャンピオン見てたらそっちが忙しくなっちゃうしね。

俺に関して言えば、繊大さんがアドバイスできることは全てし尽くした感がある。

そろそろ全く違う角度からボクシングをやり直してもいい。

同じことをやっていても、ただ衰えを待つだけだ。


サイは、振られた。

あとは思い切りやるだけだ。

後悔のないように。

$ボクサー日記

やるぞーーー!!