インドネシアはパプアの奥地、ワメナ。

俺は現地在住の藤原さんから情報を仕入れ、さらなる奥地へと行くことにした。


現地でベモと呼ばれる乗り合いワゴン車に乗り込み、一人近郊の村へ。

山中で日が暮れると、本当に困る。

英語もほとんど通じない。

山中で日が落ちると、本当にすぐ暗くなる。

宿すらなかったりもする。

困って焦っていたら、現地の人がこっち来てみて、と案内された場所。

そこがクリスチャンスクールだった。

そこついたら突然皆英語ペラペラで、最初不思議だったんだけど。

パプアのはずれまで行っちゃうと、学校もまともに作られてなかったりして、だからって
ことで寄付で作られた学校があって。

クリスチャンの寄付で作られた学校で、必然的に教師も全てクリスチャン。

インドネシア人は俺等から見て、タイとかフィリピンと同じ感じで、アジア系の人々。

だけどパプア人は明らかに人種がまた違う。黒人に近い。アボリジニに近いのかな?

昔やったことのあるアスウィン・カブイとか、最近だとゲイスラー・アップ。

彼らがインドネシアのパプア人。

明らかにアジア系とは一線を画するじゃんか。

パプアにある学校だから生徒は当然皆パプア人なんだけど、教師は皆インドネシア人。

それも若い教育実習生みたいな人達が、半年とか一年の期限付きで派遣されてきていた。

文明はパプアよりもインドネシア本国の方がやはり進んでいるみたいだった。


で、そこに派遣されていた若者達が皆英語ペラペラで。

ならなら私達は先生だからと。

先生だからって皆が皆英語ペラペラなのもなぜだか分からんが。

で、どうしましたって聞かれて、これこれこういう感じで今日が暮れてきちゃって
どうしようか迷ってるんだけど、ここ泊まれるかって聞いたらもちろんだ!飯もあるぞ!と。

で、お金はと聞くとフリー(無料)だと。

ここはクリスチャンスクールで、困った人は助けるんだと。

・・・後で聞いたら、一応外国人を泊める際の宿泊料金はあったみたいだけど、その場にいた
先生達でそういう風にしてくれたみたい。

そんなわけで二泊三日お世話になったんだけど。


・・・長くなったからさらにまた明日で。

・・・しかしこうして振り返ってみると、リアルにウルルン滞在記みたいな旅してますね、私。

というわけで、続く・・。