サバンってビーチにいた時。

ビーチ沿いを歩いていると、ヨガの看板。

ヨガの呼吸法はスポーツやる人は学んでみて損はないと、複数の人から言われことがある。

ボクシングに少しでも役立つかもしれないことに対してなら、どんな種類のことでもやってみる。

そこら辺は貪欲にいかないとね。

よし、いっちょやってみるかと。


動作中心だろうから、英語力もそこまでは求められんだろう。

俺の英語力なんてたかが知れてるからね。

ハローとかハウマッチとかそんなんなら問題ないけど、説明とかになると難しい。

博物館とかでガイドつけた時とか、スクーバやる時の説明だとか。

専門用語が出てくるからね。

でも、動作なら大丈夫。

例えばジミンさんも十年以上、日本でボクシング教えてた。

ボクサー目指す若者なんて、勉強嫌いだからやってるような人多いからね。

英語力ほぼゼロの人間に、英語で教えてた。

本当に重要な言葉だけ日本語で。・・・そこからジミン語が発生したわけだが。

そんでも何とかなるんだ。時には通訳求められたりもしたけど。


で、そんな予想の下に行ったんだけど。

本当に何の予備知識もなかったので、結構苦戦した。

やると分かってりゃちょっとは下調べしてから行くべきだった。


日本語でも身体の部位の説明とかになると難しいんだ。

「上腕三頭筋」は分かる人いても、「仙腸関節」とか「半月板」とか言われたら普通の人は知らないでしょ。

そんな感じで、ヨガの根本的な部分から英語で説明されて、かなり苦戦した。

他に受講者がいなかったのでマンツーマンだったんだけど。


最初は仰向けで寝転がって、目を閉じて、説明通りにしていく。

「目を閉じて リラックスして グッド」

よしよし。

「テレビを見るのと同じように ウォッチユアブリーフ」

ブリーフ?

ブリーフを見ろ?

自分のパンツを見ろってことか?

目を開いて自分のパンツを見ようとしたら。

「目を閉じなさい」と。

ええーー!

どないせえっちゅうねん!?

「目は閉じたまま、ウォッチユアブリーフ」

目を閉じたまま自分のブリーフが見れるかー!


・・・分かった!

ブリーフって聞こえたのはbreath、呼吸だ!

「ウォッチユアブリーフ」ってのは、「ブリーフを見る」じゃなくて、
「呼吸に集中する」だった!

ちなみに俺はいてんのブリーフじゃなくてボクサーパンツなんだけどな、とか思ってた
俺の聞き間違いだ!


そんな言葉の壁に四苦八苦しながらも、なんとか終えました。

何か特殊な呼吸法があるのかと思ってたんだけど、その日とりあえず教わったのは、

「何か特別な呼吸はしなくていいから、ただ自分の自然な呼吸を、あえて意識して
それに集中する。そこからリラックスする」

あと立った姿勢の時に、やはり呼吸に集中しながら自分が大地に生えているように
イメージして、大地のエネルギーを吸収するようにイメージするように、とかも教わったな。


色んなポーズや動きをやって。

軽い運動とストレッチも混ざったような。


二時間ほどのレッスンを終えた後は、身体の中からスッキリした感じ。

マッサージとはまた異質のスッキリ感。

半分以上は英会話のレッスンだったような気もするけどね。(笑)

いい体験だった。$ボクサー日記-yoga


全然関係ないしどうでもいいけど、今日2/22は2・2・2でにゃんにゃんにゃんで猫の日なんだそうだにゃん。