臨時トレーナーやってから思った事。

胸貸して教えてやりたいなと。

俺大学のクラブ行ったりした時やるんだ。

ミットだけじゃ限界があるからね。

俺が人にボクシング教える時は大体グローブつけたスパー形式だから。



ボクシングを、マスで教える。

教えるマス。

名づけて、教えマス。


・・・ちなみにこの駄洒落をミットのインターバルで繊大さんに言ったら、
一分くらい大笑いしてミット打ち中断。

繊大さん、笑い上戸過ぎる。笑


で、この教えマスを本当は昨日やろうと思ったんだけど、適当な相手が
いなかったことと中川が一発OKだったので昨日は中川と。

で今日はミット持った子が何人かいたので、やってみた。


最初は(史上初?)東大生ボクサー、坂本(現在四回戦)。4R。

元からもう一人いたんだけど、インターバル中に他の子に声かけたらやらせてもらえるんですかと。

というわけで、坂本4R。に続いて二人。

やっぱり実際にグローブつけて教えるのは、全然違う。

本当に実戦的。

俺はマスで、相手には力入れていいぞと。


これは、逆にトレーナーにはできない実戦練習。

坂本4Rに続き、練習生3R、練習生(中三)3R、計10R。

マスで手もあまりだしてないとはいえ、だいぶ疲れた。


早稲田ボクシングクラブにも年一回くらい行って同じようなことやってるからね。

別に難しい事はなかった。



多くのボクサーは、そういう思い出の一つや二つは持っているんじゃないだろうか。

自分とは全く実力の違う相手。

やられて敬意すら感じる位の相手。

そういうのいい思い出になるんだよな。

俺自身ももちろんそういう思い出あるし。

かつて俺が胸貸したヤツが、ボクサーとしてすでに成長してきてたりもするし。

そういうやつらがまた、下の世代に拳で伝えていけばいい。


・・・と、こんな話をしてたら、かつて書いた日本一週中の「しぇんしぇ」の話を思い出したな。

分からない人まだ読んでない人は是非読んでみて下さい。

ケータイページの方がぱっと出るから探しやすいかもしれない。

2007/08/14 の「困ったヤツは俺に言え!」。

http://sasakimotoki.com/i/power/diary.cgi?mode=view&date=2007_08&id=ad

パソコン用ページ

http://sasakimotoki.com/diary/sb_diary.cgi

48ページの、やはり2007/08/14 の記事。


当時「ペイ・フォワード」って映画を思い出したって言われたな。


上の世代からのバトンは、下につなぎたい。

それがどこの誰だろうとしても。

最初にもらってるんだから。

自分も人にあげよお。