今だから正直に言っちゃうと、スパー見ててリズムの悪い時もあった。

下田の良さが全然出てなくて。

だから正直不安もあったんだけど。

なんのなんの!

1R、いい。いい動きだ。

対する王者李、見てるのか若干動きがぎこちない。

取った取った!

2R、どうくるか。

対して変わらない。

いいんじゃないの!?

3R、弧を描いた左。

クリーンヒット。

王者ダウン。

俺等総立ち!

詰めろーーーーー!!

カウンターを警戒してか、詰めはいまいち。

ああーこのラウンド終わっちゃったかーと思った瞬間。

今度は下田がダウン!

立ち上がったが、効いてる。ヤバい!

開始とともにゴング。よし。

運命と言えた4R。

まだダメージが完全には抜けていないだろう。

が、下田が出る!

その気の強さよ!

王者後退!

ここで開き直った下田、リズム全開。

こっからが本領発揮の強さだった。

下田のリズムだった。

強いやつってのは、本番でキッチリ仕上げてくる。

本番に強い。

素晴らしい動きだった。

その後もカウンターでダウン追加。

ちょっとラッキーだったダウンも追加。

スローでようやくどんな当たりだったのか分かったが、本人はインタビューで言ってた。

間違いなくスローの映像なんて見てないはずだ。

やっぱあれって本人は分かってるんだよな。

前のゲイスラーの倒れっぷりを俺がスローモーションのように覚えてたように。

偶然のバッティングでカット。

止まっていいよ!

そしたら間違いなく勝ちだ!

止まらなかった。

最終ラウンド。

勝ちを悟った下田、セコンドの指示か、足を使って距離を取る。

李はすでに追い足もない。

勝った!

・・・しかし、さらに打ち合う。KOによる完全勝利を目論む。

その勇敢なハートよ!

大満足のゴング。もちろん3-0の圧勝。

下田、おめでとう!!


すっかり応援に疲れた後、内山対三浦。

序盤は世界と日本の差を見せつけられたような感じ。

内山盤石の試合運び。

が、内山、突然ダウン!

そっから大いに盛り上がった。

途中何度か効かせた場面もあった。

勝負強さは発揮したものの。

やはり内山強かった。

目がふさがってTKO。

最後の方は三浦が危ない感じで効いてた。

ラッシュしないからレフェリーも止めにくいけど、ああいう危険な確率が高くなってる
シーンは止めて良しとしていった方がいいと個人的に思う。


調子もどうやら戻った。

あんな試合を見せられたら頑張らずにはいられない。

よーし、明日からまたやるぞーーー!!

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↑試合直後の下田と。下田に指を指すのが遅れたが、世界チャンピオンになった直後のため撮り直す暇なし!