チョウとアリの関係は面白い
オオムラサキにとっては、天敵です。
卵や小さな幼虫は、アリにとっては貴重な食料です。
あっという間に襲われてしまいます。
シリアゲハリの集団に襲われるオオムラサキ幼虫
しかし、オオムラサキ幼虫も負けていません!!
3齢幼虫になるとアリと闘います!!
そして、この幼虫は『ムラサキツバメ』です。
これは、アリに襲われているわけではありません。
ムラサキツバメの幼虫は、アリと共存しているのです。
幼虫は、体から甘露を出してアリに供給し、天敵から身を守ってもらっています。
オオムラサキとは、真逆な関係ですね。
それは、サナギになっても続きます。面白いです。
さらに、クロシジミというチョウの幼虫は、アリに育てられています。
ムラサキツバメと同じように幼虫の体から出る甘露をもらう為に、アリが幼虫にエサを与えて育てていると言うのです。
時には敵で、時には仲間。
チョウとアリ。面白い関係ですね。
全ては、みんな生きる為に必死に考えて行動しているという事です。
僕も一生懸命に生きよう!と、昆虫から学ぶのでした。