着るコートが定まらなかった11月。

 

 

一時は大人しく見えたウイルスは、

だんだんと威勢を取り戻してきてしまいました。

 

 

そんな中うまれた、

心をちょっと前向きにしてくれるコトバたち。

 

 

今月も、

佐々木圭一がとくに素晴らしいと感じた

伝え方ベスト3をご紹介します。

 

 

第3位

“ハマの番長”こと、三浦大輔さんが

横浜DeNAベイスターズの新監督に就任。

 

 

現役時代はエースとして優勝に導いたチームを、

今度は監督として引っ張っていくことになりました。

 

 

そんな新監督の“出勤風景”が

SNSで公開されると、たちまち話題に。

 

 

トレードマークのリーゼントを

つくり上げていくシーンも

さることながら、

ファンに向けたメッセージが

かっこよすぎました。

 

 

「(勝利を)届けたいんじゃない、

一緒に掴みたい。

感動を与えたいんじゃない、

一緒に感動したい。」

 

 

いやー、しびれますね!

 

 

三浦監督は自然と口にされたのだと思いますが、

このコトバには伝え方の技術が満載でした。

 

 

まずは『チームワーク化』。

 

 

一緒に掴みたい」「一緒に感動したい」

と言われると、球団ファンからすれば、

自分も共に闘うんだ!という気持ちが

盛り上がりますよね。

 

 

もう一つは『リピート法』。

「一緒に」を2回くり返すことで、

より深く印象に残るメッセージになっています。

 

 

さて、今年はリーグ4位だったチームが、

“番長”の力でどう変わるのか。

 

 

来シーズンが楽しみです。

 

 

出典:横浜DeNAベイスターズ 公式Twitter

 

 

第2位

先月に引き続き、

『鬼滅の刃』の勢いがとまりません。

 

 

『君の名は』や『アナと雪の女王』、『タイタニック』を

抜き去り、日本映画の歴代興行収入

ランキングで、いよいよ2位に!

 

 

至る所に“鬼滅ブーム”が波及していますが、

なんと、政治の世界にまで届いたようです。

 

 

予算委員会に臨んだ菅義偉首相が

放った一言がこちら。

 

 

「『全集中の呼吸』で

答弁させていただく」

 

 

まさか国会で、首相の口から、

少年マンガのワードが出てくるとは!

 

 

一国の長ながら、

国民と同じ目線を持っているよ、という

メッセージも含まれているのでしょう。

 

 

国の“柱”である菅首相のコトバに、

ますます要注目です。

 

 

出典:朝日新聞デジタル

 

 

第1位

今度はイタリアの首相と、少年の

心温まるエピソードから。

 

 

毎年多くの人が楽しみにしている

クリスマスですが、

今年はあいにく新型コロナウイルスが流行中。

 

 

外出が厳しく制限されるイタリアで、

コンテ首相に宛てて、

5歳のトンマーゾ君が

こんな手紙を書きました。

 

 

「サンタさんが世界中の子どもたちに

プレゼントを届けられるよう、

特別な許可証を作ってもらえませんか。

サンタさんは、高齢で家に入るのは

危険ですが、自分を守るために

マスクをするはずです」

 

 

この切実な願いを受けて、

コンテ首相は自身のフェイスブックを通して、

こう回答しました。

 

 

「サンタさんは、

すでに国際的な

移動許可証を持っています。

どこへでも飛んで行って、

世界中の子どもたちに

プレゼントを配ることができます。

マスクをするし、

出会う人たちと自分を守るため、

きちんと距離をとる

と言っていました」

 

 

思いやりとユーモアいっぱいの

メッセージ!

 

 

トンマーゾ君の純粋な気持ちに応えつつ、

感染予防の大切さまで伝えています。

 

 

子どもたちが何の不安もなく、

季節のイベントを楽しめる。

そんな社会にいち早く戻ることを願って、

私たちも感染拡大の防止に

取り組んでいきたいものです。

 

 

出典:NHK

 

 

ほかにもたくさんのステキな伝え方が

あったので、一気にご紹介します。

 

 

「日本一、いや、世界一のステージを見せてやるよ!」

(嵐 二宮和也さん 配信ライブ “アラフェス”にて)

 

 

「俺ら5人で7万人、

いや、見ているあなたを幸せにしてやる!」

(同 松本潤さん)

 

 

「無観客だけどみんながここにいてくれるように見える」

(同 櫻井翔さん)

出典:サンスポ、朝日新聞デジタル

 

 

「当たり前のことをやってきただけで、

今後の活動に変わりはありません」

(スーパーボランティア尾畠春夫さん 

緑綬褒章の受賞決定を受けて)

出典:時事ドットコムニュース

 

 

「私は最初の女性副大統領かもしれませんが、

最後ではありません。」

(カマラ・ハリスさん

勝利演説で女性の政治参加へメッセージ)

出典:HUFFPOST

 

 

「自分が作った記録ではありますが、

周りの方々のおかげで作れたものです。

改めて感謝しています」

(バドミントン選手 桃田賢斗さん

年間最多優勝でギネス認定を受けて)

 

 

「(人生最大の自慢は、)ちょっとこっぱずかしいけど、

やっぱりあの真由子に出会えたことだと思いますね。

家内と一緒になれて…それはもう間違いないです」

(葉加瀬太郎さん)

出典:日本テレビ系『おしゃれイズム』

 

 

「(79歳の)この歳でまた子供ができました」

「お騒がせしてすみません。

家族になったのは2か月の猫のまる君です。

男の子です」

(ザ・ドリフターズ 仲本工事さん)

出典:仲本工事さんTwitter

 

 

「オレの一番の強みは

『地球で生きてりゃもう幸せ』なとこだ

あとは全部贅沢なご褒美だと思ってるから、

貧乏も無職も恐れず、不安を感じず攻めまくれる」

(武井壮さん)

出典:武井壮さんTwitter

 

 

以上、佐々木が独断と偏見で選んだ

11月の伝え方ベスト3でした。

 

 

そしていよいよ12月には、

『伝え方グランプリ2020』

と称して、年間のベスト10を

発表します!

 

 

未曾有の一年に刻まれた、

輝かしいコトバたち。

 

 

どんな伝え方が選ばれるのか、

みなさんも、ぜひ予想してみてください。

 

 

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