2020年がスタートしました。

 

今年も

佐々木圭一の「月刊伝え方グランプリ」では

元気が湧いてくるようなコトバ

思わず笑顔になってしまう伝え方を

選りすぐってお届けしていきます。

 

 

では、さっそくいきましょう。

1月の伝え方ベスト3はこちら!

 

 

第3位

バイオリニストの高嶋ちさ子さんと

女優の剛力彩芽さんが

バラエティ番組で共演しました。

剛力さんといえば、

何かとウワサの彼と別れたばかり。

 

 

他の共演者の方たちは

女優さんの恋愛トークに

いろいろと気を遣ったことでしょう。

 

 

そんななか、

高嶋さんが語った恋愛アドバイスは

気持ちがいいほどの

圧倒的パワーがありました。

 

「男は山手線って

言うんだよ。

ちょっと待ったら

次が来る」

 

男は山手線!!!

 

 

この斬新な例えは

語呂と言い、インパクトといい

お見事としか言いようがありません。

 

 

たしかに

ステキな男性はたくさんいるもの。

ふさぎ込まないで

「ホームに立ってみる」のが大事

ということなのでしょう。

 

 

その後も

「男に振り回される人生って

本当にやめたほうが良い、

振り回すくらいじゃないと」

などなど、

どこまでも男前な高嶋さんの恋愛論に

励まされた方も多かったはず。

 

 

1年のはじまりに

とっても前向きになれる伝え方でした。

 

出典:「新春しゃべくり007」(日本テレビ系)

 

 

 

第2位

新日本プロレスのヒーロー

獣神サンダー・ライガーが

惜しまれながら引退しました。

 

 

ライガーといえば、

華麗な技とパフォーマンスで

30年以上にわたり、

プロレス界を盛り上げてきた立役者。

 

 

多くのプロレスファンが

駆けつけた引退セレモニーでは

「最後に、個人的なコメントを

させていただきたいと思います」

と前置きし、こんなコトバを語りました。

 

 

「お母ちゃん、

頑丈な体に産んでくれて、

本当にありがとう。

感謝しています。

ありがとう。」

 

 

うぅ、泣かせますね。

 

 

シューティングスタープレスなど

アクロバティックな空中殺法は

彼の代名詞でしたが

それだけ危険も大きかったはず。

 

 

お母さんはきっと、毎試合、毎試合

「どうかケガをしませんように」

と無事を祈り続けたことでしょう。

そんなお母さんにとって

最高にうれしいコトバになったと思います。

 

 

男らしく

そして人情に厚い

獣神サンダー・ライガーらしい名言でした。

 

出典:スポーツ報知

 

 

 

第1位

「自分なんかが優勝していいんでしょうか」

 

こんな謙虚なひとことから始まったのは、

初優勝を果たした

徳勝龍関の優勝インタビュー。

 

 

幕内でもっとも下位の番付である力士が

歴史に残る「幕尻優勝」を飾った今場所。

 

 

その豪快な相撲と

ドラマティックな勝利で

大いに国技館を沸かせた

徳勝龍関ですが

その優勝インタビューもまた

笑いあり、涙ありの素晴らしいものでした。

 

 

なかでも

観客からどっと爆笑が起きたのが

インタビュアーとの

このやりとり。

 

「優勝を意識していましたか?」

 

「意識することなく……

うそです。

めっちゃ意識してました!」

 

 

さらにつづけて、

 

「うそだったんですか!?」

 

「ばりばりインタビューの練習してました。」

 

 

なんて、お茶目なんでしょう!

相撲ファンでなくとも、

好感度が急上昇してしまいますよね。

 

 

じつは、

この徳勝龍関のコトバからも

伝え方の技術を学ぶことができます。

 

 

たとえば、彼が

「優勝をめっちゃ意識してました」

 

とだけ答えていたら、どうでしょうか。

やや高慢な印象をうけませんか?

 

 

「(優勝は)意識することなく……」

 

と、一度反対のコトバを入れることで

より面白く、より印象的になっています。

 

「意識することなく」

「意識してました」

 

正反対のコトバを入れることで

コトバのパワーをアップさせる方法を

伝え方の技術「ギャップ法」と呼びます。

 

 

日本中の心を鷲づかみにした徳勝龍関は

「伝え方の技」もピカイチでしたね。

 

 

「お風呂で練習した」という

微笑ましいエピソードも含めて

良い意味で力士らしくない

新鮮なインタビューに

新しい時代の到来を感じました。

 

 

さて、いよいよ近づいてきたオリンピック。

極限状態を経験する選手たちから

思わずこぼれる人間らしいコトバにも

いまから期待が高まります!

 

 

以上、佐々木圭一が

独断と偏見で選んだ

ベスト3の伝え方でした。

 

 

ほかにもたくさんの

ステキな伝え方があったので

ご紹介します。

 

 

「ピンチはチャンス。

オリンピックで見返してやろうぜ。」

(サッカー 堂安律選手

U-23アジア選手権でのチームの敗退を受けて)

出典:サッカーダイジェストWeb

 

 

「記録を塗り替えるというのは、

通過点なんだよ。」

(球団会長 王貞治さん 

優勝記録を更新したあと、モチベーションが

落ちてしまったという白鵬関へアドバイス)

出典:プレジデントオンライン

 

 

「(結婚は)車線変更した感じ。

大きく道が変わるでもない感じでした」

(女優 蒼井優さん)

出典:livedoor news

 

 

「復帰をゴールにしちゃ絶対ダメ。(中略)

謹慎前の亮からもっと変わって

もっと面白く、もっと頑張って」

(極楽とんぼ 加藤浩次さん

活動再開を発表したロンブー亮さんへ)

出典:「スッキリ」(日本テレビ系)

 

 

「やっぱり大作戦」

(青山学院大学 原晋監督

大学駅伝で王座奪還)

出典:スポーツ報知

 

 

今年はまだ始まったばかり。

次々と生まれる上手な伝え方に

みなさんも、注目してみてください。

 

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