(イラスト Eriko Yoshino)

 

 

 

金メダル、第2号!

 

 

スピードスケートの小平奈緒選手(31)が、やってくれました。

 

「冬季五輪の主将は勝てない」というジンクスを吹きとばすような、

力強いレースでしたね。

 

 

小平選手は、インタビューでもすばらしいコトバを連発。

 

そのうち4つを、ご紹介します。

 

 

 

1 (金メダル確定直後のインタビューにて)

 

「周りがなにも見えないくらい

 うれしかった」

 

 

 

念願の金メダルをとった喜びが、伝わってきますよね。

「見えない」という、自分のカラダの様子をコトバにすることで、

小平選手の実感がこもっています。

 

 

 

 

2 (過去2大会を振り返って)

 

「バンクーバーは成長、

 ソチは屈辱、

 今回はまた成長なのかなと 」

 

 

 

今回の五輪も、「ゴール」ではなく「成長」。

小平選手の向上心の高さが、ひしひしと伝わってきます。

「成長」というコトバがくり返されているため、

印象にのこりますよね。

 

 

 

3 (他国の選手との関係について聞かれ)

 

「スポーツは言葉のいらない

 コミュニケーションだと

 思っています」

 

 

 

ライバルとの美しい友情も話題になった小平選手。

話せなくても分かり合えるという、

スポーツの尊さを教えてくれる名言だと思います。

 

 

 

 

4 (早く授賞式で金メダルに触れたいかと聞かれ)

 

「金メダルをもらうのは

 名誉なことですが、

 どういう人生を生きていくかが

 大事になると思う」

 

 

 

金メダルそのものではなく、金メダリストとしての生き方を

大切にしていく姿勢。

小平選手の、人としてのすばらしさがつまったコトバです。

 

 

 

日本中に、感動と、たくさんの学びをとどけてくれた小平選手。

 

あらためて、金メダルおめでとうございます!

 

 

 

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