昨日の知事囲み会見で吉村知事が「大阪の妊産婦さんのコロナ病床」について答えておられました。
不安に思っている市民の方もいらっしゃと思いますので、動画とともにお知らせします。
コロナが不安な妊産婦さんへの支援、相談窓口については昨日のブログでも書きましたのでよろしければご確認ください。
大阪府では、妊産婦さんは周産期にかかわらず、初期でも後期でもコロナに罹患された場合は、ハイリスク患者として原則入院対象になっています。
もちろん、ご本人のご意向で自宅療養の場合もあります。
また、妊産婦さん専用のコロナ病床が約60床確保しています。
そのうち約20床(19床)はそのままお産もできる病床です。
現時点で30%〜40%の使用率です。
府のフォローアップセンターを通じて対応している余裕もないくらい急を要する時には、現在コロナ受け入れ病院で、周産期医療をやっているが妊産婦のコロナ患者受け入れはしていない病院にも、受け入れてもらうよう要請を通達します。
また、OGCS(産婦人科診療相互援助システム)という仕組みがありますので、いざという事態になった時は、産院や救急隊はOGCSに連絡し、急遽お産、救命ができる体制が整えられています。
会見全編(本件については36分40秒頃から)はこちらをご覧ください。
吉村洋文(大阪府知事)@hiroyoshimura
〉大阪府は予め新生児のための集中治療室NICUがある12の医療機関で、19床をコロナに感染した妊婦の分娩可能な病院に指定しています。感染した妊婦を受け入れている府内の病院は、今は要請があれば受け入れ可能な体制が整っていると話します… https://t.co/sVm5tpCOFq
2021年08月20日 20:52
阪大病院「赤ちゃんと家族がいつでも会えるオンライン面会システムの構築を!」チーム(北畠康司)@Handai_NICU_CF
コロナ陽性妊婦が自宅出産、生まれた赤ちゃんが死亡、とはショッキングなニュースです。大阪には『産婦人科診療相互援助システム(OGCS)』というすばらしいネットワークがあり、たらい回しは起らないという安心感はありますが、油断は禁物で… https://t.co/AfurB01bbI
2021年08月19日 20:45
もちろん、病床数にも、医療従事者にも限界があります。
できる限り、感染予防に努めていただきますようよろしくお願いします。