新型パーツの仕入れだけでなく現行パーツの仕入れも思うようにできない状況が続いてます。入荷したものから順次案内しておりますが現時点で3月以降となっているものもあります。早く以前のような物流に回復してほしいな〜

 

年内最後のベーコン材料の仕入れのためにコストコに行った時に出ていた新メニュー「プルドポークバーカー」。お腹いっぱいになりました。ただもう買わない。察してください。

 

さてお仕事

S-WORKS家のTARMAC SL7君の組み立て依頼です。新型アルテグラを持ち込みです。セットで販売されている場合が多いですがボトムブラケットはセットに含まれていませんので、別途購入が必要ですよ。以前はBBもセットで販売されていたのですが最近はいろんな規格が増えたせいで別売りになってます。しかもシマノ純正はBSA(JIS)、ITA、ブレスフィット86タイプしかありません。それ以外のフレームには他社のものが必要になります。

今回のフレームはBSA(JIS)になります。

 

前のバイクのデータを聞いてハンドル高を決めてコラムスペーサーの量を決めるために、まずはサドル高を合わせます。ただ今のサドル高だとシートポストそのままでは下がり切らないためカットが必要でした。

サドル高をセットしたらサドルーハンドル落差を測ってそれに合うようにコラムスペーサーの量を決めました。

 

サドルを入れるときにDi2バッテリーをセットします。このフレームが発売されたときはまだ新型コンポは発売されていなかったのでバッテリーホルダーの形状がぴったりではありません。端子側(下側)の形状が若干変更になっているため完全には収まりませんでした。

 

組み立て順序としては前後してますがコラムスペーサーは保証規定で許される最大量を入れることになりました。ステムカバーがあるのですが、ヘッドキャップと専用ボルトがフレームキットに付属していなかった(某ショップの入れ忘れ)ので暫定で組んであります。届いたらヘッドキャップ交換してステムカバーを取り付けます。

 

他の組み立てをするにあたってディレイラーとレバーのペアリングをしようと思ったらバッテリー残量が足りませんでした。ペアリングをするにはスマホアプリが必要になります。

新型の充電はリアディレイラーに充電ケーブルを接続する形になります。充電ケーブルはUSBですが充電器はついていませんので手持ちのものを使えということなんでしょう。

 

充電している間にホイールにローターやスプロケットを取り付け。ローターは今回からMTB用と共通になり品番がRT-MT800とかMT900になりました。コンポが8100系や9200系という呼び名なので間違えそうです。

 

新型のスプロケットのセレーション(勘合部)は形が変わってます。旧型のフリーボディには対応していますが、新型フリーボディに旧型スプロケットを入れることはできなくなってます。なので新型のデュラエースホイールを使いたければコンポも新型にする必要があります。微妙にいやらしい。

 

ほぼフル内装のハンドルはいつも大変。ですが慣れってすごいですね。今までで一番スムーズにできたと思います。今回は第3の手を使わずに済みました。ただハンドルにつけるキャップは非常に取り付け難かったです。これはスペシャライズドさんが頑張ってほしいところです。

 

Di2なのでレバーには3ヶ所のボタンがあります。それぞれアプリで割り振りを決められるので好みに応じてカスタマイズしてください。3番はガーミンなどのサイクルコンピューターの操作に使う方が多いですが、シフトボタンとしても使用可能です。

 

ブレーキフルードを入れる作業でレバー側は特に変わっていないのですがキャリパー側はワンウェイブリーディングという方式になっており、フルードを抜くルートと栓を緩めるボルトが別体となってます。これだとフレームに固定したまま作業をしやすいです。特にリアはこれまでやり難かったのでこの変更はありがたい。

 

基本のセットはフロント160mm、リア140mmのローターになってますが当店で購入される場合は前後揃えることも可能です。別にこの組み合わせじゃないとダメってわけではありません。

さも当然のようにセットでの販売みたいにしているショップがありますがそうではないですからね。

 

新型のリアディレイラーはSSとかGSの区別がなく全てGSみたいな作りになってます。最大ローギヤ34Tに対応するためにはこうなるしかないですよね。

 

フロントディレイラーは旧型に比べてだいぶ小型化されてます。今回、クランクのみデュラエースとなってます。

 

シートポストは旧型Di2のジャンクションを入れられるようになっていますが、新型にジャンクションは存在しないのでキャップに交換してます。

 

というわけで完成しました。

新型コンポーネント第一号はなんと持ち込み依頼でした。

いい勉強させてもらいました。ありがとうございます。

ちょっとペアリングなどでトラブルもありましたがなんとか自己解決できました。

 

納車前の儀式。

思っていたよりだいぶ軽いです。ペダル、サイコンマウント付きでこの重量。UCIルールに抵触してしまいますね。プロツアーではデュラエースを使うだろうからどうしてるんでしょうか。一般ピープルには関係ないですけどね。

 

 

営業について

コロナの影響を考えてできるだけお客様同士の接触を避けるように心がけております。そのため来店の際はあらかじめご連絡の上、空いているかの確認をお願いします。連絡は前日までの場合はメールでお願いします。予約優先で対応しておりますので突然の来店は状況によってはお断りさせていただくことがありますのであらかじめご了承ください。

ご協力お願いいたします。

 

当店では海外通販で購入したパーツの取り付け、他店で購入したバイクの整備、オークションで落札したバイクの整備など持ち込み整備大歓迎です。というより当店は自転車本体を販売しておりません。海外通販の受け取りもあらかじめご相談いただければ当店指定で発送していただくことも可能です。「例:嫁さんに内緒のサプライズとか、へそくりで買ったとか、値段は伏せときたいとか」

当店にご来店されたことがある方限定ですが海外通販の代行もいたします。面識のない方は無用なトラブル回避のためお断りしております。

 

飛行機用輪行バックのシーコンレンタルもしております。当店のシーコンは

エアロコンフォート2.0

エアロコンフォート3.0(ディスクロード対応)です。

 

営業日の確認は当店HPでしてください。

営業時間は13時〜19時となっております。

 

詳しくはこちらからササキパフォーマンスサービスまでお問い合わせください。

住所:〒662-0872 兵庫県西宮市高座町15-12-2

   Hyogo Nishinomiyashi Takakuracho 15-12-2

電話:0798-85-0852

メール:contact@sasaki-performance-service.com

facebook:sasakiperformanceservice

https://www.facebook.com/sasakiperformanceservice/

instagram:

sasaki_performance_s