緊急事態宣言の拡大で国体やニセコクラシックなどがあいつで中止となってしまいました。ツールドおきなわも中止だし、自転車イベントはことごとく流れちゃいましたね。

明るい話題が欲しいところですが新型デュラエース発表とか早くないかな〜

 

今日は和菓子。金沢にある柴舟小出の生姜せんべいっていうのかな。子供の頃は食べれなかったけど今は好きです。金沢は美味しい和菓子がたくさんありますが、洋菓子も美味しいのあるんですよね。また行きたいな〜

 

さてお仕事

お預かりしているCOLNAGO家のC64君の組み立てです。

ガラスの鎧施工が完了してしっかり乾燥させました。クリア塗装が無いタイプの塗装仕上げなのでマシンポリッシュはせずに塗装の質感を生かしたまま汚れが落ちやすくするためのガラスコーティングです。見た目では判断が難しいのですが汚れがついた時の掃除のしやすさはだいぶ違います。

 

フル内装のバイクなのでいつも通りもう一台のスタンドにハンドルステムを固定してフレームの中にブレーキホースを通します。

パークツールのホース誘導用ワイヤーを使ってフレームの中を迷うことなく通します。このツールを接続しておくとオイルも漏れにくいのでブレーキキャリパーと接続するまではこのままにします。

 

フロントフォークはルートがしっかり作られているのでフォークコラムからホースを入れたら左レッグの出口までスルッと通せます。順番が前後しますがブレーキキャリパーを繋ぐためにインサートコネクターを取り付けるのですがSRAMの場合は圧入ではなくねじ込みでホースに入れてます。そしてオリーブもコネクターにネジで取り付けするので接続すると必ずキャリパーの奥までホースを押し込むことができます。この辺はシマノに比べるとやりやすいです。

 

ホースをフォークを持ち上げてきてステムを繋ぐのですがこの作業は一人では難しいので二人でやるか当店みたいにメンテスタンド2台使うのが良いと思います。

このフレームの場合、ここまでが難しいポイントでこのあとはそれほど難しい作業ではありません。特に今回はSRAM FORCE AXSなのでシフトのコードもありません。

 

SRAMのブリーディングをする際は水で濡らしたウエスと水の霧吹きを用意しておきます。使用するのがミネラルオイルではなくDotオイルだからなんですが、先日のブログでも書いた通りDotオイルは塗装面を腐食させてしまうのでしっかりとその攻撃性をなくしてやる必要があるからです。

レバーはもちろんキャリパー部分も作業完了後に霧吹きで少し濡らして拭き取ってやる作業を2回ぐらいやってます。濡れたウエスで拭くだけだと拭き残しがあるかもしれないのでこの方法が確実かなと思います。

このあと、ブレーキパッドを取り付けます。

 

作業の順序がまたバラバラなんですがホイールの初期チェックもやりました。ガラスの鎧乾燥中にホイールチェックを済ませてます。今回も結構なカーボンクズがリムから出てきました。長いやつはバルブホールより大きいので穴のとこまで来た後にピンセットで除去です。

 

新品ですが前後ともディスクローターが少し歪んでいたので修正してあります。そもそも新品だから真っ直ぐっていうのが少ない気がします。

 

フロントは160mm、リアは140mmのローターセットになってます。

SRAMの場合は体重やライディングスタイルによって推奨のローター組み合わせが示されています。

 

バイクの重量+体重、衣類、付属品を合わせたシステム重量が目安となります。システム重量に適したものかそれよりも重いものに対応したローターを使うのがいいでしょう。前後とも140mmとなるとシステム73kg以下なのでかなり限られてきそうですね。今回のように160/140だと82kgまで対応なのでここに該当する方が多いかもしれません。

 

クランクを取り付けてからフロントディレイラーを取り付けるのですがSRAM AXSのフロントディレイラーにはセッティングツールが付属しているのでそれをセットして位置を合わせますが、結構適当です。高さはこれでバッチリなんですが平行が出ない場合が多いのでセッティングツールを信用しすぎない方がいいと思います。

こいつもこの後ツールを外してから微調整しました。

 

続いてリアディレイラーのセッティングです。シマノでいうBテンションアジャストボルトでガイドプーリーの高さを調整します。こちらも専用のツールが用意されているのでガイドプーリーにセットしてローギヤの位置を見ながら調整します。今回のスプロケットは33Tなのでそのラインに合わせます。リアディレイラーにMAX33Tと書いてあるのですが条件によっては36Tも使えたりします。

まぁメーカー保証外になるかもしれませんのでやる際は自己責任でお願いします。

 

チェーンが長かった問題ですが他のセッティングができてから計り直したところやっぱり長かったので1リンク分短くしました。これでインナートップ2枚目に入れてもチェーンがリアディレイラーケージにすることはないです。AXSの場合インナートップにはシステムで入らないようになっています。

 

組み立て完了しました。タイヤ、バーテープはオーナー自ら取り付けるということなので当店での作業はここまでです。

あとはこいつをディスク用シーコンバックに梱包して出荷するだけです。

 

納車前の儀式はタイヤとかがついていないのでやってません。

 

営業について

コロナの影響を考えてできるだけお客様同士の接触を避けるように心がけております。そのため来店の際はあらかじめご連絡の上、空いているかの確認をお願いします。連絡は前日までの場合はメールでお願いします。予約優先で対応しておりますので突然の来店は状況によってはお断りさせていただくことがありますのであらかじめご了承ください。

ご協力お願いいたします。

 

当店では海外通販で購入したパーツの取り付け、他店で購入したバイクの整備、オークションで落札したバイクの整備など持ち込み整備大歓迎です。というより当店は自転車本体を販売しておりません。海外通販の受け取りもあらかじめご相談いただければ当店指定で発送していただくことも可能です。「例:嫁さんに内緒のサプライズとか、へそくりで買ったとか、値段は伏せときたいとか」

当店にご来店されたことがある方限定ですが海外通販の代行もいたします。面識のない方は無用なトラブル回避のためお断りしております。

 

飛行機用輪行バックのシーコンレンタルもしております。当店のシーコンは

エアロコンフォート2.0

エアロコンフォート3.0(ディスクロード対応)です。

 

営業日の確認は当店HPでしてください。

営業時間は13時〜19時となっております。

 

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