今年もあと残すところ1ヶ月となりました。気温の上下で体調を崩しやすいので皆様お気をつけください。
さてお仕事
大阪のわりと南の方からやってきたcannondale家のCAAD12君です。ノーマルなのはハンドルとステムそれにクランクだけで他は全てパーツが変わっております。
そして今回の依頼はハンドルとステムの交換です。遠いですがわざわざ相談に来てくださって作業内容を考えると預かりになると案内していたのですが、たまたまパーツが届いてたまたま作業が空いていたので持ち込み時に仕上げてしまいました。
これまでのパーツ交換はウサギやったかカメやったかいうショップでやってもらってたそうです。ケーブルの長さとかはまともでしたが(←偉そう!)Di2の処理はちょっと残念でした。
この部分の処理が僕には理解できなかったのですがSTIレバーに繋いですぐにハンドルに巻きつけてます。左右共なのでわざとであることは間違い無いと思いますが狙いがよくわかりません。結構きつめに巻いていたので落車でレバーが歪んだ時対策には全く役立たないですし(むしろ抜ける)この部分で長さ調整でもしたんですかね。
あとダウンチューブ内を通す際にケーブルタイをつけてなかったので走行中にフレームを叩く音がしていたそうです。そりゃ鳴りますよ。
今回のハンドル交換でDi2コード内装対応品(DEDA スーパーゼロカーボンDCR)にするためジャンクションをバーエンドにつけるたいぷRS910に変更してスッキリさせて欲しいということだったのでスッキリさせました。ワイヤレスユニットがハンドル周りについていましたが見た目が美しくないのでフレームの中に入れることにしました。その際にBBを外してダウンチューブを通るDi2コードを引っ張り出してケーブルタイがついていないことが判明したわけです。
異音トラブルもまさか有料で対応する気なんでしょうか。それともDi2ってこんなもんですよで済ませる気なんでしょうか。
あとリアディレイラーに繋がるDi2コードが短すぎました。BBから60cm必要なところ55cmで組まれていたのでジャンクションBがダウンチューブではなくBB側に少し出た状態にせざるを得ませんでした。注文してから組んでみたらギリギリだったけど在庫なかったから無理やりやったんでしょうね。
ハンドル周りはこんな感じでスッキリさせることができました。Di2コードはほぼ露出しないようにしているので見た目だけスラムのeTAPみたいになってます。
リアブレーキケーブルの入り口とDi2コードの入り口が近いのでそれに合わせて左レバーからフレームに入るようなコードルーティングにしました。コード専用のクリップもあるのですがあれは間に合わせとしてはいいアイテムですがブレーキケーブルを交換するなら熱収縮チューブを通してDi2コードと一本化した方がスッキリします。
というわけで作業中にオーナーを退屈させないようにお喋りしながら作業すること2時間ぐらいで完成です。
あとこの写真はアウターロー(28t)ではなくローから2段目(25t)に入っています。チェーン張りすぎだと思います。これもスプロケットを交換した時にチェーンも一緒に交換したらしいですが2コマほど短いと思います。きっとマニュアル読まなくてもできると勘違いしているメカニックの仕業でしょう。
ギリギリ使えるので今回はそのままにしてますが次回のチェーン交換の時に適正な長さに調整させていただきます。
次はボーラの修理かな。
当店では海外通販で購入したパーツの取り付け、他店で購入したバイクの整備、オークションで落札したバイクの整備など持ち込み整備大歓迎です。というより当店は自転車本体を販売しておりません。海外通販の受け取りもあらかじめご相談いただければ当店指定で発送していただくことも可能です。「例:嫁さんに内緒の買い物とか、へそくりで買ったとか」
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