お昼のワイドショーはボクシング連盟の会長の話で持ちきりですね。あの会長、どう見てもカタギに見えないのは私だけでしょうか。風貌からくる印象とやってることは見事に一致してて面白いですけどね。もっと選手の活躍にスポットライトが当たるような出来事はないんでしょうか。アメフトも然り。

 

さて先日お預かりして組み立てを進めていた自転車が出来上がりました。

バーテープは色を悩まれているので納車の時に巻きます。

コンポーネントはシマノ・アルテグラR8000 50/34t 11-28t

ホイールは納車当日に持ってこられるので、とりあえず当店のメンテナンス用を代用してます。

 

組み立て手順はこんな感じです

 

完成車によくある店舗入荷時には7割組み立てが終わっている状態のマシンを組み直すより、全て0から組み立てるほうが遥かに楽です。しかしそんなことをしているお店はほとんどありません。多くのお店が7割組から残り3割を仕上げて店頭に並べます。以前務めていた日本流通最大手は9割組が入荷してくるなんてこともありました。それをハンドルまっすぐにしてペダルつけて店頭に並べる。個人が通販で自転車買っているのと変わらないレベルの仕事でした。誰が7割まで組んだのかわからないのに責任取れないですよね。なのでしっかり責任持つお店は一度バラしてますよ。その後の組み立てがしっかりしているかは別としてね。

 

組み立てで気になった点を少しだけ

フレームのBB下にはワイヤーガイドが取り付けではなく成形されてます。そのままワイヤーを通しておいてもいいのですが、滑りが悪いし、フレームにワイヤーがすれて傷が入りまくるし、砂も噛みやすいのでライナーで通り道を作ってます。

 

以前組み立てた時にワイヤーを通す位置を間違えていた模様。アホとしか思えません。フレームに傷が入るのはもちろん、変速だってスムーズではないですから。こんな角に当てるような真似したらね。

でもよくあるんですよ、ガイドにちゃんと通ってなかったりなど。そんなもん変速調整してたら気づくと思うんですが、気づかない人は変速調整もまともにできないんでしょうね。

 

ワイヤーはシフト、ブレーキを左右別々に切り出すわけですが、揃えるつもりがなくても結果としては揃ってきます。無駄があるから揃わない、美しくない、引きが重いということになるんだと思います。時々無理やり揃えるためにタイラップで止めている店とかありますが、ハンドル切った時に無理がかかって痛むだけだから余計なことしないで欲しいです。無駄は省くしかないので何か別のものを付けて帳尻合わすという発想が私にはないです。

 

新品のチェーンを取り付けたので余った端はキーホルダーにしてお渡し。

放置ていると錆びるのですが、使っていると錆びないんですよね。それだけ手の脂ってすごいんだなと思わされます。

 

フレーム預かって、ガラスコートして、海外通販品を受け取って、組み立てと、当店のサービスをフル活用したお客様でした。

このバイクも長く大切に乗ってくれるでしょう。

 

 

明日はお客様たちと和歌山輪行ツーリングのためお休みをいただきます。

 

 

 

 

当店では海外通販で購入したパーツの取り付け、他店で購入したバイクの整備、オークションで落札したバイクの整備など持ち込み整備大歓迎です。というより当店は自転車本体を販売しておりません。海外通販の受け取りもあらかじめご相談いただければ当店指定で発送していただくことも可能です。「例:嫁さんに内緒の買い物とか、へそくりで買ったとか」

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