梅雨とは思えないお天気に恵まれています。気温がぐんぐん上がっているので熱中症や脱水には注意してください。走る前と走った後で2kg以上体重が減っていたら脱水気味です。しっかり水分補給してください。
今日は何も予約などがなかったので自分のバイクをヒルクライム仕様に変更しておりました。その中で結構写真などで比較している図がないなぁと思っていた楕円リングの大きさ比較をしてみました。
今回はヒルクライム仕様ということで普段使用しているQXLの52/36Tからノーマル楕円50/34Tに変更です。
それぞれ楕円率がQXLは16%、Qringsは10%です。単純にこの二つを並べてみると結構形が違うことがわかります。
単純に考えると同じ大きさで比べろよって突っ込まれそうですが、ちょっと狙いがありまして、それぞれのピーク時ではなく上死点、下死点の抜けるスピードがほぼ同じ感じになります。つまり踏込みの時だけ軽くなるというギヤの比べ方になります。
50Tの死点は47.5T相当、QXLの52Tの死点は47.84T相当です。ほぼ同じです。
重ねてみると死点はほぼ同じ、踏み込み時だけが軽く(重く)なる感じです。
インナーも比べてみましょう。
ノーマル34Tでの死点は32.3T相当、QXL36Tは33.12T相当で少しノーマルの方が通過が速くなる感じです。
コンパクトギヤにQXLのラインナップはなく、またOCPも1〜4までしかありません。まあコンパクトギヤで5番を使うようなセッティングはあり得ないと思います。
このQringsのOCPですが、説明書には3番でスタートして体の感じ方で2番とか4番に変更していくというものですが、体の感覚なので、こんなもんだろうとかで使っている方も多いのではないでしょうか。もしくはこれがいいはずとかね。一番いい方法はやっぱりパワーメーターを使用することです。特にROTORの2インパワーを使うと自分のペダリングを解析してくれて最適なOCPを提示してくれます。もちろん私もそれに準じてセッティングしております。
これから2週間でこのギヤ比に慣れてレース本番を迎えます。
乗鞍スカイラインヒルクライム、楽しみです。