先日組み立て依頼のあったTIMEのFLUIDITYですがフレームの内部はさすがタイムという綺麗さでした。

継ぎ目がない(製造工程を考えると当然)、妙なシワがない(TIMEのRTM工法の特徴でもある)なので、狙った強度を出せるということです。これが結構重要で、ピンポイントに狙った強度を出すというのは実は難しく、剥離やシワ、継ぎ目の空隙などを考慮して強度に余裕を持たせた設計が必要です。カーボンを貼り合わせて作るフレームの場合はシート同士の間に空隙がどうしてもできてしまうので、空隙がなければ必要のない、補強が必要になってくるわけです。なので空隙をほぼなくすことができれば補強をしなくて済むので、より軽量なフレームを作れるということです。

内部が綺麗に仕上がっているフレームはそれだけ丁寧に作られていると言えると思います。洋服の裏地のようなパット見てわからないところにこそ、技術の差がはっきりと出る。ような。

 

というわけで、前置きが長くなりましたが、TIME Fluidityの内部をご覧ください。

 

 

もしご自身のフレーム内部を見てみたいという場合はご相談ください。

オーバーホールの時などであればすぐに撮影できます。

自分のフレーム内部を見るのが怖いという方は見ないでおきましょう。

そのほうが精神衛生上よろしい場合もきっとあります。

 

 

詳しくはササキパフォーマンスサービスまでお問い合わせください。