今の時期からめちゃ気にしちゃうことがあります…
それは、作って時間がちょっと経った料理が、
もしかしたら、「あめているんじゃないか?」ということ!
「あめる」とは、方言で料理が傷む、腐ることを言います。
先日、たけのこご飯を作ったのですが、水煮のたけのこって足が早いですよね。
傷み始めていないか心配でいつも緊張感を持ってしまいます。(笑)
無事美味しくできました!おこげが好きです。
話は変わりますが、私の地元には「煮しめ」という郷土料理があります。
大根、しいたけ、こんにゃく、こんぶなどを煮た料理のことなんですが、
よくおばあちゃんが作ってくれました。
どこのおばあちゃんも煮しめ作るの本当好きだよね
残していた煮しめを食べるのをうっかり忘れていたけど、
まだ大丈夫な気もするし、どうかなと匂いを嗅いだら、、
なんか、、酸っぱい…「あめでだ…!」という体験をしました。
その時の会話
私「ばあちゃん、なんかこの煮しめ、あめでね?(傷んでない?)」
祖母「あめでね!(傷んでない!)」
私「なんか、すっぺえ(なんかすっぱい)」
祖母「あめでだな~食うな。(傷んでたね~食べんな。)」※半笑いばあちゃんは確認せず(笑)
私「んだがら、あめでだって言ったべっちゃ~!(だから傷んでたって言ったでしょ~!)
みたいな感じになります。
今でも料理を作って食べる前に、「あめでだ」、「あめでね」と、よく使っちゃう方言です。
それにしても、疑問形の「煮物あめでね?」と否定形の「煮物あめでね!」は、イントネーションが違うけど、
方言を知らない人が聞いたら、難しくて伝わらないかも。
ちなみに、疑問形の「あめ(雨)じゃない?」は「あめ(雨)でね?」
否定形の「あめ(雨)じゃない」は「あめ(雨)でね」と言ったりして、これもイントネーションが違います。
「あめでね?あめ(雨)でね?どっちでしょうゲーム」をいつかやりたいです(笑)
あめでねの言い方っておもしろい!