長らく、患っていた実父が亡くなりました。
お知らせが出来た方、間に合わなかった方、
多々失礼があり申し訳ございませんでした。
昨年より入退院を繰り返して、病院や、訪問看護、ヘルパーさんにも、とても良くしていただきました。
お酒と人とお店が好きだった父ですから、
通夜、葬儀はどうしようか迷いました。
葬儀場でやった方が、皆の負担も少ないとも思いましたが、
やはり父の生前の性格を考えた時、
お店兼自宅でもある、「ふじや」でやろうと決めました。
菅平の仲間の皆様も、大いに力を貸して下さいました。
まるで夏のシーズンのように、通夜の一夜、大宴会をしました。
シメっぽいのが嫌いな父でしたから、きっとお店の中で集まって頂きました皆様と、父はお酒を飲みまくっていたと思っています。
遠路駆けつけて下さいましたお客様。
父の友人。
菅平の皆さま。
私の歌い手の部分を、いつも助けて下さる皆さま。
右も左もわからず、サポートして下さった先輩方。
葬儀屋さん。
お寺のご住職。
お花を飾って下さった皆さま。
全ての方に、感謝です🙏
病院嫌いで、宵越しのお金は持たず、わがままで頑固な（これは私も父譲りです笑）父でしたから、子供の頃は、苦手な部分も正直沢山ありました。
でも、大人になり、共にお酒を飲むようになり、沢山話しをするようになり、
ある日私が「お店も歌い手も両方、二足の草鞋履く覚悟でやろうと思うけど、多分歌い手のほうにやはり重点になってしまう」と伝えた時、
父はお酒も入ってたせいか、泣きながら、
「秀実は歌い手なんだから、好きなようにやれ！」と言ってくれた事が私は一番嬉しかった事です。
だから、私はこれからも歌っていきますが、
実妹夫婦と相談しながら、菅平の「ふじや」ももちろん続けていく覚悟です。
母方の祖父母が建ててから、もう何十年もたってしまい、建物はオンボロで散らかっている、そんな小さなお店ですが、
きっと毎夏、毎冬、馬刺しや煮込みをつまみに、楽しみに来て下さる「ふじやファン」のお客様のためにも！
喪に服す事も世の中の常識、大事だと思いますが、
私も歌い手です。
来週の大阪・秀實會から、
またいつもの日常を、私も初めます。
まずは、この場をお借りして、ご挨拶にて失礼致します。
佐々木秀実
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