歌謡コンサート。
明日は、美空ひばり師匠の命日。
その前の夜、歌い継ぐ日として、
歌謡コンサートに出演させていただきました。
五木さん、八代さん。
時代を共に歌っていた方々。
ひばりさんは私たち、歌手にとって、永遠の憧れです。
由紀さおりさんは、和服で「哀愁波止場」。
舞台袖で沢山お話しをしました\(^o^)/
とても勉強になりました。
それぞれに、歌への向かい方が異なり、
それこそ歌は自由の象徴であると確信も出来ました。
私が歌ったのは「リンゴ追分」。
ひばりさんが30代の時に、原信夫さんとシャープス・アンド・フラッツの演奏で歌っていた、台詞から入るジャズアレンジのバージョンを新たに作って頂きました。
シャンソンを意識して、キーを落としてしまったのは、少し反省点。
でも、ファンクラブの皆さんの大きな声援が、ものすごく嬉しかったです。
ひばりさんの座右の銘。
「今日涙して、明日又笑おうぞ」。
の精神で、これからも頑張ります。
歌を信じて、明日を夢見て、芸に精進したいと思います。
楽屋には和也兄さんが来てくれました。
そして、帰るのが遅い私を待っていてくれて、
「あのアレンジ覚えていてくれてサンキュー!良かったぜー!セリフから入るやつ良いし、貫禄ある声で気に入ったよ。」って。
和也さんは、私は美空ひばりさんの息子というだけではなく、
なんでも話せる兄貴として思っています。
皆が、美空ひばりさんの息子さん…という目でみるのでしょう。
私はそれよりも、兄貴自身の人柄がとても好きです。
師匠ひばりさんの歌を引き出しにもちながら、
どんどん色々な所で、心のこもった歌を歌い続けたいと切に願う夜です。
楽屋のお隣はミュージカルで私は何度も拝見していた、新妻聖子さん。
隣から聴こえてくる、「東京キッド」を思わず口ずさんでしまいました(笑)
写真にご注意。私は新妻さんのお母さん世代ではありません(笑)
オホホーーーー!!!
ここぞのヘアメイクは盧和枝さん。
和枝さんは実は今朝手をケガしてしまったのです。
きっとめちゃくちゃ痛かったはずなのに、何の言い訳もせず、
ひたすら美しくしてくれる。
本番寸前ギリギリまで。絶対に手を抜かない、素晴らしいアーティストです。
すぐに埃が付いてしまう長い裾をケアしてくれる事務所のみんな。
大きなわがままを叶えて下さったNHKの皆さん。
我がコロムビアの皆さん。
応援に駆けつけて下さったファンの皆さん
本当にありがとう!
目指すぞ!日本一と言われる歌手になれるように!