ハワイの旅の思い出に、

何かを買おうと思った。

いわゆるショッピング。


日頃お世話になっている、


誰かのために、おみやげっていうのはアリだけど、


自分の為に何か買おうとするのは、


とても難しい。


自己投資的な買物は、本当に苦手だと思う。


仕事における、ドレスとか、アクセサリーとか、化粧品とかは別だけど、


プライベートな物に対しての、


物欲がない。

あっても、三味線とか、整体とか。


ブログで書いたりすると、


嫌味ったらしいとも思うけど、


今回は頑張ってみた。

マリア・カラスが着ていたような、

真っ黒はワンピースと、


つばの広い女優帽と、


顔が半分くらい隠れてしまうようなサングラス。


いまどき、日本では流行らないような、


アーティスティック的なものたち。


なぜ、欲しくないかと言うと、


私は、舞台以外はどうでも良い。


そのほうが身軽だと思っているから


だって、本番が全てでしょう。


そのために必要なものは買うけれど、


化粧を落としたら、


誰にも知られたくない。


銭湯行ったってバレちゃうじゃない(笑)



でも、そんな格好をしていると、


本番じゃないとはいえ、


「あの人はどなた?本番大丈夫?」


と、コソコソ喋られるのは嫌だ。


多分、コロムビアだって、事務所だってそう思ってるはずなのは、自分で良く分かっています。


素晴らしいアーティストと、憖中途半端なアーティストは古今東西いっぱいいるから

いつか、美輪明宏さんや、浅丘ルリ子さんのように、プライベートなぞ、ゼロに等しいアーティストの人生ってのも惹かれる。


いつかはそうなってみたい。


でも、私はまだそれをすると、他の方と喋られないモードになったり、


誰かが私に対して一線を置く。


すると、見える世界も、見えなくなってしまう。


それが怖い。


それも仕事というならば、そうかもしれないけれど、


人生の機微を歌へと昇華したい私は、


自分以外の人や生活を共に共感したい。


それが、歌に出てくるから。。。


素の佐々木秀実はどこにいるんだろう。


そんなもんで良いと思う。


でも、お呼びいただいた主催者の方々はじめ、


恥をかかせては、いけないとも思う。



そんなこんなが、心の中でもみくちゃになって、


スターになれるとも思う。



少なくとも日本では。


プライベートで出会う親友は10人もいれば良い。


決死の覚悟のお買物(笑)


さぁ、明日は日本に帰ります。