第三四回、「槐多忌」で、うたい終え、会場から僅かなデッサン館の前に集い、お弔いのレクイエムを聞きながら、勢い燃え上がる焚き火をみながら、祖父が大好きだった日本酒「福無量」を寒空の下であおっていたら、、


やっと素に戻ってきた私は、


「あぁー、とんでもない人に呼ばれちまったなぁー」とブツブツ独り言を繰り返していました。


力がまだまだ有り余っている槐多さんは、今私たちに何をもたらそう、知らしめてくださるのか。

その勢いは火となり、人を繋ぎ、摩訶不思議なパッションとなって、私たちを照らす。心を動かせる力がある…

偉大なる芸術家、村山槐多。それを現代に継承する窪島館主の燃え上がる心の炎!

ちいさなコンサートを開かせてくだされるために集まって下さった。スタッフのみなさま。

ほんとにありがとうございました。

見えないものを信じない人が多い中、確かに、無念だとか、成し遂げなかった者たちのほんとに伝えたかった「念」に導かれるように集う人…。


生きる!ということが、生き生きと、交わりあう、素敵な夜でした。


歌ってる最中に突風は吹いてくるし、今度は右の耳がキーンと、ある瞬間から聴こえなくなったり、ゾクゾクするようなことがたくさんありました。


確かに、「うた」はそういう立ち位置であるべきモノであろう。

と、グッと感じる、ちいさなコンサートでした。


この日を目指して、集まるべき人が集まっての、槐多さんへのレクイエムの日となりました。


風紋のママ、聖子さんも来て下さり、窪島さんとのスリーショット!

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今宵は月も美しい!

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