旭川初公演、「愛の讃歌」で幕が降りました。





初めての場所…でも、会場の雰囲気は何度も来たような!また来たくなる!素晴らしい盛り上がりでした。





旭川音鑑の皆さんは、歌い手をのせるツボがわかっているのかしら!





アンコール前の拍手に劇場が揺れました。






嬉しいなぁ!ありがたいなぁ!





会場係の皆さんのお手製のお食事ですでに楽屋は盛り上がり…





寒い夜も何のその。





音楽と人が一体となるステージでした。





この夏にいらした小椋佳さんの「愛燦燦」を選んだのも偶然のようで必然だったようでもあります。





この歌の詩の中にある「心ひそかな嬉し涙を流したりして…」と歌うとき、私は毎回のごとく、今日の出逢いと一期一会に胸が熱くなります。





今日の劇場は旭川市公会堂…数多くの歌い手の思いと音符が、そこかしこに沁みていました。






古い…新しいではなくて、その匂いを吸った劇場は素敵です。






来年は建て替えられるという話し。





厚生年金を思い出しました。





今度はどんな音楽が沁みてゆくのかしら!





旭川の皆さん、また必ず会いましょう!





打ち上げでは秀実スタッフと共に騒いでいると、まもなく時間は12時。





あ。今日はボジョレー解禁日!





今年のボジョレーをいただきました。





今年もこの日が来ました。





味というよりも、私にとっては、また今日から一年が始まるような感覚で、幸せのうちに飲みました。





来年のボジョレーまで!また頑張ります。






気張らず、気負わず、でも命こめて…





また音楽で一年を過ごしたいと願いをこめて…





忘れられない夜が更けていきます。





次は、わがふるさと長野県の公演。





歌で帰るところがあるって幸せ。





歌い終わって楽屋の鏡を覗いたとき、私は自分に帰ってきます。





それが私の帰る場所で、それで私は満足です。





ここが佐々木秀実の住処なのかもしれないと、つくづく考えてしまうのです。





今日もまた、みんなが出たあと「ありがとう」を言って、楽屋にさようならをしてきました。





「誰に言ってるの?」とみんなが不思議がるけど…これは私が劇場と、そして今日の私への挨拶なのです。





しっかりお別れした劇場は、また待っていてくれるものと信じています。




今日の公演を見にきて下さった皆さんと、支えて下さったスタッフに感謝です。





明日は東京に戻るのみのスケジュール。





のんびり!帰りたいと思います。