バルバラという歌手が歌っていた歌に「私の男たち」という色っぽいタイトルがありました。
タイトルだけみると、ニヤリとしてしまいそうですが、中身は寂しいシャンソンでした。
二日目の草月、今日も全国から沢山の方が来て下さいました。
舞台を観に行くのは女性が多い!と云われているけれど、愛の短編集には男性の方も多くいらっしゃるのにびっくり。
とびきりのいい男や女が沢山集まっている公演なんて、私の公演の心から誇りに思っているところです。
貴重な時間を本当にありがとうございました!
今日の写真は楽屋にリハーサル前に集まる、スタッフのいい男たちのくつろぎショット。
舞台監督、舞台美術、照明、音楽家、構成演出家。
それぞれに、汗を流して舞台を支えてくれます。
自惚れではなく、私はスタッフの皆さんに本当に恵まれているなぁと…そして間違いなく天下一品のそれぞれが芸術家です。
歌うのは一人だけど、それは御神輿みたいなもので、歌という御神輿を担いでくれるのは、縁の下の力持ち。
本当に感謝です。
どこかがかけていても良い舞台にはならないのが舞台の怖さ。
怖さを知っているからでしょう。
それぞれの後ろ姿は強く寂しい…男だね…
大切なチームで、今日も舞台が無事終わりました。
折り返し地点。
なぁなぁにならず、最後まで歌うからね、助けてね!
今回のリサイタルのために、何と加藤登紀子さんが私のために「うた」を書き下ろして下さいました。
それは宝物です!
タイトルは「嵐の夜に」!
素晴らしい歌です。
その中のセリフに。
「男はどこかへ出てゆこうとするのね。ここじゃないどこかへ。 でも、いいわ!それが夢なら。どこへでもお行き!私はずっと待ってる!」
という語りがあります。
強がりと寂しさは表裏一体、待つことも行くことも表裏一体。
愛する男はどこへ向かうのでしょうか…。
私は待ってるというのに…
キマリ!